バックギャモンのイリーガルムーブに関して重要な変更があります。
これまで、イリーガルムーブは対戦相手が直すかどうかを選択できましたが、2011年4月1日以降は
イリーガルムーブは必ず直すと変更いたします。
但し、プレイヤーが気づかずにダイスを振ってしまった場合は遡ってのムーブ直しはありません。
新ルールの原稿は下記のとおりです。(この原稿は4月1日までに修正が入る可能性があります)
(新ルール原稿)
4.2.3. イリーガル・ムーブ
(1)プレイヤーがイリーガル・ムーブ(ルール上許されないムーブ)でプレイを完了し、かつ次のプレイ
(ロール・ダブル)が行われていない場合、ただちに指摘して正しいムーブに直さなければいけない。
このイリーガル・ムーブの指摘は対局者両名とトーナメントディレクター(及びトーナメントディレクターが指名した者)のみが行う権利を持つ。
(2)クロックを使用していない場合、プレイヤーはイリーガル・ムーブが行われたことを相手に伝え、
その旨が了承されたらダイスを戻してムーブをやり直させる。
(3)クロックを使用している場合、プレイヤーはクロックを止め、イリーガル・ムーブが行われたことを相
手に伝える。その旨が了承されたらダイスを戻し、クロックを再開してムーブをやり直させる。
(4)イリーガル・ムーブを何度も繰り返すプレイヤーはディレクターにより警告が発せられる。それでも改
まらない場合はペナルティポイントなどの措置が取られる。
現行のルールは下記のリンクをご参照ください。
https://backgammon.or.jp/rule/JBLofficialrule.html