日本バックギャモン協会

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投稿記事Posted: 2011/10/12 16:51 
オフライン

登録日時: 2007/04/11 06:33
記事: 472
お住まい: 板橋区常盤台
いくつか言いたいことがあって:
  • 1) 方向性
    2) outputの取り扱いとか
1) 方向性
BG学会:「スペアチェッカー配置別・・・」へのコメントの中で、
引用:
バックギャモン学会では、いろいろなタイプの発表があります。プレーの技術に関わるもの、バックギャモンの歴史、お話、等であります。(個人的には、バックギャモンをなにも知らない人に教える技術の話があってもいいと思っていますが、これはまた別のpostで扱いましょう。)

プレーの技術に関わるものでも、よく知られている技法・知識を初中級者に伝える話から、いまだ誰も考えたことがないコンセプトを提案するものまで非常に違いがあります。
...(中略)...
引用:
show and tellや発表会では無く、「学会」を名乗っている以上、満たしてほしいレベルというものがあるわけです。そのレベルとは、発表している内容は、どの部分が新しいのか、どういう価値があるのか、どうして正しいといえるのか、どういう手法で調べたのかなどなどが明快に伝わる必要があるわけです。
と書きました。

一方で発表者のためにあるという意見もあるわけで、最先端の研究結果を発表する場をフェスティバルの中に求めていることが、ちょっとずれているのかもしれないなぁ、と感じています。

方向性に関わらず、お金を払って時間を割いて聞きに来ている人がいるわけである程度の質を確保することは義務ではないかと思います。また、フェスティバルの参加者は初級者から上級者までバラエティに富むわけで、プレーについての最新研究よりも、バックギャモンにまつわる広げるに値するアイディアを話す場である方がよいのではないかと、私は思います。
学会よりもTEDみたいなものを目指す方が、そこにいる人にマッチしているのではなないでしょうか?ということです。仮にこの文章ではBG Talksとでも呼びましょう。

今までの「学会」をBG Talksと学会に分けて別の時期にやるというのはいかがでしょうか?たとえば王位戦のときに学会をやり(私の肌で感じる傾向としては、参加者が濃い。)、BG Talksをフェスティバルの時にやる、などです。もちろん、フェスティバルの間に両方やるとか、並列開催もありでしょう。参加者の傾向や予算、会場の都合も考えなければなりません。

分ける基準はいろいろ考えられますが、「プレー技術に関するもので上級者向けで、公知でない知識、新規の知識を追求するもの」を内容とする場合は学会で行う、というのは一つの基準だと思います。

今回のフェスティバルの「学会」の発表を分けると、

BG Talks
  • ボビ―・フィッシャーあれこれ
    キューブとギャモン勝ちに関する数学的オッズの考察
    『双六独り稽古』によるオープニングロールの検討
学会
  • クローズアウト時のスペアチェッカーの配置
    ヒットするべきかインナーを作るべきか
となるでしょう。2010年とかは思い出せないので割愛します。


話は変わって教える技術もかなりノウハウがあると思うのですが、それを全面にだした話という発表があった記憶はありません。今回、上級者にインストラクターとしての缶バッジを配っていました。試みとしては良いのですが、「プレーヤとして強いこと」と「なにも知らない人に教えることがうまい」ことは全く違うことだと思います。会員を増やしたいとか、例会に突然来た人をうまく受け入れたいと思ったら、こういう技術が普及することって大事だと思います。赤坂例会で、うまくできそうにないことを、リーグ戦を中断してまでやるとは考えにくいです。現状を維持すれば、一部の人だけが教えている方向性になっていると思います。

「学会」/BG Talksではそういう発表もあってよいのではないでしょうか。


2) outputの取り扱いとか
過去の発表内容へのアクセスが容易ではないことが残念すぎる。「学会」という以上はちゃんと残すべきだと思おう。

1回2000円とる学会の発表内容が、年間12回発行されるJBL newsよりも丁寧に扱われないのはおかしい。発表内容を冊子にまとめるとかやるべきだと思う。

「学会」ではなく学会になるなら、発表内容を事前にチェックするプロセス(査読)を行うことが望ましいでしょう。Abstractだけでも英語にするとか。

_________________
nori

http://www.backgammonbase.com


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投稿記事Posted: 2011/10/12 20:39 
オフライン

登録日時: 2009/02/05 11:40
記事: 193
自分は学会には参加しなかったので学会に関する事は発言はありませんが
noriさんのコメントの中に上級者全員にインストラクターのバッチを配っていたという話についてですが
バックギャモンが強いのと教えるのがうまいというのは別問題というのはnoriさんと同意見です。
バックギャモンの普及にたずさわっているいる人(hiromeru@backgammon.gr.jp)に登録している人全員に渡したというのなら打倒だと思いますが、どなたの発案でどういう意向でバッチをあげていたのか教えていただきたいです。
普及に関しては熱意思って今後とも活動していきたいと考えているだけに今回バッチをもらったメンバーからそれたのは遺憾です。

しかしながら望月さんにインストラクターに関しては今後協会として考えてる事があるようなので進展があれば参加し今後とも普及にたずさわっていこうと思います。


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投稿記事Posted: 2011/10/12 22:01 
オフライン

登録日時: 2007/03/23 10:48
記事: 4697
お住まい: TOKYO
上級者にあげたわけではありません。

今大会では全てのエントリーシートに下記のようなセクションを設けていました。
引用:
「初心者体験コーナー」 インストラクターボランティアに参加 Yes or NO
「初心者体験コーナー」のインストラクターをお願いする場合があります。受付にてインストラクター章をお受け取りください。
このセクションにチェックした方には全員缶バッヂをお渡ししていました。
そしてこの缶バッヂをつけていた人が暇なときには初心者体験コーナーのインストラクターボランティアをお願いするという
運用でした。したがって初級戦に出ていた人がつけていた可能性もあるでしょう。

缶バッヂは四谷にあるので、松島さんにも今度お渡しします。


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投稿記事Posted: 2011/10/12 22:18 
オフライン

登録日時: 2009/02/05 11:40
記事: 193
望月さん

すばやい返答ありがとうざいます。
そういうことでしたか。
確かにエントリーシートに書いてあったの覚えています。
そういう事であればとてもいい企画でしたね。
確認を取らず書き込みしまして申し訳ありません。
3日目は特に初心者体験コーナーが盛り上がっていてすごく見ていて喜ばしかったです。
今後もみんなで協力してプレーヤーが増えるといいですね。


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投稿記事Posted: 2011/10/12 22:20 
オフライン

登録日時: 2009/11/11 22:23
記事: 129
体験コーナーの発案は自分も関わっているので、返信しようと思って、別トピたてたあと戻りましたら、望月さんのコメントが早かったですね。
viewtopic.php?f=10&t=2442


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投稿記事Posted: 2011/10/13 00:47 
オフライン

登録日時: 2007/04/11 06:33
記事: 472
お住まい: 板橋区常盤台
off topic気味な反応しか得られなくて少し残念です。

教える技術に関しては、
うまく教えられたケース、関心を持ってもらえたケース、
うまく教えられなかったケース、関心を持ってもらえなかったケース、
を教え方と教えた相手(ほかにゲームをやったことがある、カップルできていたetc)を交えて分類したり、

使う言葉には気をつける、i.e. ポイントを作る、という言葉を使わずに陣地という言い方をするとか
といったような話ができると思うのですが、どうでしょうか。

打ち上げできすのさんや木原氏に話を個人的に振ってみたのですが興味あるようです。


大事なことで書き忘れていたことがあります:

オープントーナメントの上位に残るプレーヤーが必ず参加できるように学会の時間をスケジュールする。

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nori

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投稿記事Posted: 2011/10/13 01:08 
オフライン

登録日時: 2009/02/05 11:40
記事: 193
[quote="nori"]off topic気味な反応しか得られなくて少し残念です。

この手の意見交換は皆さん慎重になってるだけでしょう。

学会を見てない人は余計に意見しずらいでしょう
私自身学会を見なかったですが興味はもちろんあるので冊子にするなどの提案はいい事だと思います。
遠くてフェスにこれない人の為にもなるし、発表する側にとってもより多くの人に発表できるわけですからね

動画配信でもいいかもですしね(有料でも)

私の意見はこれぐらいです


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投稿記事Posted: 2011/10/13 01:36 
オフライン

登録日時: 2007/04/11 06:33
記事: 472
お住まい: 板橋区常盤台
marさんは「例会の作り方」とかどうでしょう?

会場を見つけたり、アナウンスしたり、固定メンツを確保するとか、JBLとのやりとりとか話すネタはあると思いますよ。

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nori

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投稿記事Posted: 2011/10/13 03:23 
オフライン

登録日時: 2007/04/05 23:37
記事: 299
話が横道にそれてしまった感がありますが、もう一つのトピとこのトピでのnoriさんの意見に同意です。

教える、発表するという行為は得手不得手ありますが、基本は練習することである程度身につけることが出来るものです。
初めてこういう発表(や初心者へのルール説明)をする場合は、大抵あちこちに穴があるものです。
理系の大学の研究室では、何度も発表の練習をやったりしますし、その中でどういう点がダメなのかを先輩や指導教官に直され、たくさん準備をし、その上で発表をしますが(自分の場合は10分の発表に対して、研究とは別に50時間くらい)、それでも発表のときに別の専門の教官にさまざまな指摘をされるものです。

自分は試合があったために小野君の発表は聞いてませんでしたが、小野君の場合はこのような発表が初めてであったにもかかわらず、発表練習をする機会がないまま本番に突入してしまったのが原因であろうと思います。

noriさんは発表における基本的なことを書いているにすぎませんが、実際に研究内容を発表した経験がないとなかなか分からないことでもあると思いますので、特にこれからなんらかの発表予定がある人でそのような経験がない人はもう一度しっかりと読み直してみることをお勧めします。


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投稿記事Posted: 2011/10/13 04:45 
オフライン

登録日時: 2007/04/03 11:21
記事: 1051
私も保坂さん、木原さんと同意見ですね。
私自身、誰かに何かを説明する、ましてや発表するなんて、ものすごく
苦手なことなのですが、ある程度は練習、経験で上手になるものですか
らね。

さて、私も、BGTalk と 最先端の研究結果を発表する学会 を同時
にやるのは疑問に感じます。

だって、BGTalkを聞きにした人が、そこに真剣なテーマが入っていて
、それに対して私の質疑、それの応答とか、そんなの聞きたくないでしょ。
何この人たちはまじめになってんの?ただの趣味なんだからもっとなご
やかにーとか感じても普通だと思うわけで。
でもそれが、最先端の研究結果を発表する学会として行われているも
のであれば、何も違和感ないことだからね。

で、フェスティバルの場で行うのは、BGTalk的なものなほうがいいと思
います。数学的テーマはだめといっているわけじゃなく、今回の木原さん
のようなテーマはここでいいと思います。それは、研究結果ではなく、彼
が理解していることで、多くの人は知らない大事なことをわかりやすく説
明するものであり、それはおかしい!なんて質疑が入るものじゃないで
すからね。
保坂さんが書いている、オープン勝ち上がり時でも聞けるようにという
のは現在の3日間のフェスティバルのスケジュール内で行うには難しい
と思います。第1回だっけ?そのときみたいに大会翌日とかでいいなら
ともかく。3日間の中ならば、暇な人が多い最終日朝が妥当でしょう。
私も私がここで書いている意味での学会ならぜひ聞きたいですし、そう
思うオープンプレーヤーも多いでしょうが、BGTalk的なものなら、勝ち
あがったら聞けないでもしょうがないかなーということでいいかなとも思い
ますし。

さて、ではその‘学会‘を分離開催するとしたら、王位戦はいいと思いま
す。そもそも、その、最先端の研究結果を発表する意欲のある人なんて
、プロもしくはプロを目指している人くらいしかいないでしょうから、それな
ら毎年1人か2人の発表枠で十分でしょう。
それならば、初日の開始前の1時間や、2日目朝9時から1時間とかで、
メイントーナメントの時間にかぶらないように行うことは可能ですからね。

あるいは、フェスティバル内で同時にやるならば、その真剣なものを1つ
、BGTalk的なものを3つという配分で(これくらいの割合でいいと思いま
す。真剣な研究をする人がたくさん増えればともかく)、真剣なのをトップ
にやってもらえば、会場やトーナメント進行スケジュールが今年と同じと
すれば、9時開始でそれが10時すぎまででも、オープンメインに残ってい
た人も聞くことができましたし。(今年の選手権の進行は、両者の合意?
でコンソレ16を最終日持ち越した1箇所のみ9時開始でしたが、ほかは
10時半開始でした)
で、なごやかなBGTalkだけ聞きたい人は2本目がはじまる時間から聞
けばいいとも思うわけで。


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投稿記事Posted: 2011/10/13 08:34 
オフライン

登録日時: 2009/02/05 11:40
記事: 193
引用:
marさんは「例会の作り方」とかどうでしょう?

会場を見つけたり、アナウンスしたり、固定メンツを確保するとか、JBLとのやりとりとか話すネタはあると思いますよ。
私が主催する会とは規模が違いすぎるので比較して話はできませんが^^;
学会を楽しみにしてた人も多いはずだと思うので
個人的には続けて行ってほしいと思うわけですが

聞き手がどのような話に興味を持っているのか?どのような発表をすべきか?など
JBL掲示板内でアンケートをとるのも次回以降いい参考にはなるのではないでしょうか?

今回は何か問題でもあったのでしょうか?

総合的に学会をどう評価するかでしょうね
私的には皆さんが興味がある事をエキスパート及びなれている方の発表は必須だとは思いますが
noriさんが言うようにお金を払って見に行くわけですがそれは数名のエキスパートの発表に投資したと考えて、(一人でも興味がある発表してくれるのであればあの金額なら出していい金額と私的に感じてます。)

新人や初発表者及び慣れていない発表者に関してはどのような話するんだろう?ぐらいでいい気はします。
今後の為には新しい人材、なれていない人も発表すべきだとも思います。もちろんそのような発表者には温かく見守る必要性も聞き手には必要になる事でしょう。

用意していたとしてもあれだけの人数を目の前にしたら真っ白になる人もいるかもしれません。慣れは必要でしょうね

あまり厳しくしすぎると発表する側も育たないような気もします。


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投稿記事Posted: 2011/10/13 18:00 
オフライン

登録日時: 2007/04/11 06:33
記事: 472
お住まい: 板橋区常盤台
引用:
新人や初発表者及び慣れていない発表者に関してはどのような話するんだろう?ぐらいでいい気はします。
今後の為には新しい人材、なれていない人も発表すべきだとも思います。もちろんそのような発表者には温かく見守る必要性も聞き手には必要になる事でしょう。
学会での発表は、発表者の経験・年齢・性別等によらず、「内容」のみで評価されるべき。

評価の基準を下げるのではなく、よい発表をするための支援を行うほうが建設的で、発表の質が上がれば、参加者の満足度は上がり、全体として幸せが増えます。その観点から、出席者のなかからレビューする人を選んで、発表内容のチェックをpostしたような観点からあらかじめ行い、それがすんだもののみを発表すべきだと思います。
参考: 査読

評価基準を高く保つ理由はどこにあるか?というと「参加者からお金をもらっている」ということもありますが、知識を他者と交換する技術という点で、世の中の研究者がやっていることと同じだと思います。

研究は、一人でこなせる分量には限度があり、グループでやってその中で成果を交換していかないと、世界で一歩ぬきんでることは難しいと思います。成果の交換がうまくいかないということは、このモデルがうまく働かないと言うことになり、さらなるレベルアップが難しくなるといえるでしょう。gammonに関して捏造・盗用なんてする人は現状でいないけど、世の中、普通は追放処分になります(黄禹錫のヒト胚性幹細胞捏造事件、セルカン事件とか調べるとわかりやすいです)。 持ち寄りパーティーで食事に毒を盛るのと同じですから。

また、ちゃんと発表できない主張、つっこみの嵐を生き残れない主張は、広めるに値するレベルで十分に「正しい」といえないのです。

_________________
nori

http://www.backgammonbase.com


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投稿記事Posted: 2011/10/13 18:22 
オフライン

登録日時: 2009/02/05 11:40
記事: 193
なるほどnoriさんの言ってる事は正論ですね。

グループ発表はなかなか時間を作るのが難しそうですがそのほうが質が上がることは間違いないでしょうね。
私もそう思います。

確かに質を上げて参加者の満足度を上げるというのはその通りですね。

私のバックギャモンのスキル程度では発表する人全てが全てがすばらしいですが・・・

難しい問題ですね。
木原さんやふぃりあさんのコメントも見る限り上級者は意見が一致する点が多いようなので、学会を王位戦とフェスと二つに分けるのも、論議する事は今後の為になると思います。


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