遊戯史学会の会報誌で高校生の間でのゲーム認知度をアンケートした投稿がありました。(酒井知幸先生による)
その中でバックギャモンに関する認知度は下記の通りでした。
埼玉県立春日部高校2年生117名
a, よく遊んだことがある。あるいは今よく遊んでいる。 2%
b, たまに遊んだことがある。あるいは今たまに遊んでいる。2%
c, ルールは大体知っているが、ほとんどやったことがない。3%
d, ルールを知らない。ただし、家族や友人でやる人がいる。4%
e, ルールを知らない。まわりでやっているのをほとんど見かけない。34%
f, そういうゲームがあることを知らない。56%
(*合計が100%にならないのは四捨五入の関係と思います。)
神奈川県立生田東高校2年生143名
a, よく遊んだ。 3%
b, 遊んだことがある。 11%
c, 名前は知っている。 28%
d, 名前も知らなかった。 58%
この数字をどう捉えるかは難しいですし、250人程度のデータですから信頼性は低いのですが、
だいたい45%ぐらいの高校生は最低名前ぐらいは知っているようです。遊んでいるのが3%ぐらいいるのは楽しみですね。
1億の3%なら300万人ですからねえ。
ちなみに、囲碁は良く遊んだが6%と4%しかありませんでした。
名前も知らないが8%と4%もいるし、ヒカルの碁をもってしてもこの程度なのでしょうか?私は囲碁はすばらしいゲームだと思うのですが。
将棋はよく遊んだが24%と16%でよく遊ばれているけど、名前も知らないが11%と6%もいました。
チェスは両高校で囲碁を上回る数字でした。でも、大人になってシリアスにやっているという人は囲碁の方が多い気がします。
ここらへんは協会(連盟)の大きさによるのでしょうか。
なお、両高校では表現が若干違いますが、これはアンケート用紙を作った先生が違うためです。
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