まず、ダイスチューブって何?って人もいらっしゃると思うので。
http://www.freewebs.com/brettmeyer/forbackgammon.htm
http://michihito.exblog.jp/14346159/
透明なチューブの中にサイコロがランダムになるように黒い棒状の障害物が入っています。
使い方は簡単で、チューブの中にサイコロを入れ、チューブをひっくり返して使います。
バックギャモンをボードでプレイした人はすぐにおわかりのように、
サイコロを振ったとき、ボードから飛び出したり、駒の上に乗っかったりして、振り直しになることが度々あります。
このダイスチューブを使うと、ボードから飛び出すことはありません。
また、チューブの中でサイコロが斜めのまま、あるいはサイコロが重なって止まることはありますが、
ボード上のそれよりはかなり少ないです。
ボード上でサイコロを振った場合、サイコロが回転したりして、停止するまでそれなりの時間がかかることがありますが、
ダイスチューブではそれもほとんどありません。
これを使うと、ゲームの進行は相当スムースになります。
さて、以下は正式に決められたものでは無く(多分、まだ正式なものはないと思うのですが)、先日、景山さんとダイスチューブを使ったときに互いの合意で決めたものであることをお断りして、その時のケースをご紹介します。
(1)オープニングはどうするの?
多分、お互いにダイスの色を決めておくのでしょうが、どちらが振るの?
最初に振る人はゲーム毎に交代?
はい、色違いのサイコロを二個入れておいて、私は赤、相手は緑などと決めておきます。
もし、赤のサイコロが5,緑のサイコロが3 だと、私の53のオープニングムーブとなります。
もちろん、赤、緑の目が同じ時は振り直しです。
どちらの人がオープニングムーブを振るかですが、前のゲームの勝者が振ることにしていました。
一番最初は、、、、じゃんけんなり、、あれ?どうやって決めたか、忘れました。ごめんなさい。
1ゲームごとにオープニングムーブを交代するのは良いと思うのですが、多分、「あれ?前のゲームでオープニングを振ったのはどっちだっけ?」ってしょっちゅうなりそうなので、前のゲームの勝者が振るってのはそれなりに合理性があるような気がしております。
(2)どっちのサイドに置くの?
ゴール側?その反対側?
これは、本当に決めごとかと思います。
ただ、ダイスチューブを振るサイドは固定しておいた方がプレイがスムースになると思います。
クロックの置き場所を決めるような感じです。
ダイスチューブを使うたびに、例えば自分の右サイドにおいておくと、ロールのたびにダイスチューブがボードの左右を往復することになり、個人的には煩わしいように思います。
(3)クロックを使わない時のムーブ完了は?
何をもってダイスのピックアップと同じムーブ確定とするの?
クロックを使用していたのでわかりません。
これは、ど~するんでしょうね~。。。
すみません。分かりません。
(4)上記以外の、ダイスチューブを使うときの注意点は?
ダイスチューブを使うにあたって、あらかじめお互いに決めておく必要があることなどは?
その他注意点は?
可能なら、それぞれのチェッカーと同じ色のサイコロを入れておくと、自分のサイコロの色がなんだったか忘れたり、トラブルにならないように思います。
さて、バックギャモンにはまった人が「私はサイコロを振ってさえいればいいの」なんて言葉があるように思いますが、バックギャモンでサイコロを振る行為って結構楽しいと思っているのは私だけでしょうか?
サイコロをボード上から拾い上げ、カップに入れて、シャカシャカして、ボード上に振り出すという、一連の動作って結構好きなんですよね。ここ一番の局面では気合いや念を入れたりもしますしね。:-)
でも、このダイスチューブを使うと、実に「素っ気ない」です。
個人的感想として、
■ 公平(完璧とは断言できませんが、サイコロの振り方によるいかさまはほぼ100%回避できると思います。ダイスチューブの中に入れるサイコロが不正なものの場合は駄目ですが、不正サイコロの使用は相当制御出来ると思います。)
■ ゲーム進行がスムースになる(これは実際にプレイしてみるとすぐにわかります)
という点で、ダイスチューブは十分メリットがあると思います。
また、重要な試合で、ダイスチューブを使うのは意味あることと思います。
今後のことは分かりませんが、大きな大会などで広く普及することはあるかもしれませんね。
だけども、上述したとおり、ダイスチューブのサイコロを振る行為の「素っ気なさ」に慣れてないこともあって、相手がダイスチューブの使用を希望したら必ず合意しなければならない って明文化されるのはちょっとなぁ~って感じも確かにあります。
こんなところで失礼します。
ではでは