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NYCメトロポリタン美術館にて盤双六を尋ねて https://backgammon.or.jp/forum/viewtopic.php?f=2&t=2828 |
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作成者: | minack [ 2012/01/17 22:36 ] | ||||
記事の件名: | NYCメトロポリタン美術館にて盤双六を尋ねて | ||||
ちょうど倍増操作が導入されたばかりのころの作品には、倍数表示体が描かれていませんでした。
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作成者: | 望月 正行 [ 2012/01/20 01:02 ] |
記事の件名: | Re: NYCメトロポリタン美術館にて盤双六を尋ねて |
皆上さんの絵画は近代美術でバックギャモンが取り上げられているということで、非常に興味深いですね。 渋谷Bunkamuraで開催中の"フェルメールからのラブレター"展にいった小林さんから絵葉書をいただきました。 ![]() "A woman reading a letter and men playing tric-trac" だそうです。実物が展示してあるそうなので、興味がある方はいってみてはどうでしょうか? |
作成者: | 望月 正行 [ 2012/01/20 01:10 ] |
記事の件名: | Re: NYCメトロポリタン美術館にて盤双六を尋ねて |
皆上さんの1枚目の絵を見返していると、非常に不思議な感覚にとらわれます。 奥にあるいすの影とテーブルの上にある皿の影が違う方向を向いています。 光が2点から指しているということでしょうか? 立体感があるオブジェクトと無いオブジェクトがある気がします。 画面左下の落ちそうな皿も不安にさせますね。そして途中で放棄されたゲーム。 ダイスがあるほう(左)がオンロールだと思います。40ピップvs31ピップで不利ですがまだ 投げるほどじゃ有りません。局面を見る限り、オンロールの人は下手なのか、それとも3、4pがうまく埋まらないまま 1pに積まざるを得なかったのでしょうか。 プレイヤーはどこに行ったんでしょうか。人間不在の非常に不思議な空間です。 |
作成者: | minack [ 2012/01/20 06:22 ] | ||
記事の件名: | Re: NYCメトロポリタン美術館にて盤双六を尋ねて | ||
この作品は、アメリカンウイングに配置されていました。 作品に対面した時、遠近法が破格になっており、ダリやピカソなどの従来の絵画に囚われないシュールレアリスムやキュビズムの作品とともに配置されても不思議ではないと思いました。 盤双六が、歪んだ空間の象徴のように描かれています。 数の意味が相手との相互作用によって激しく変化することから作者が取り入れたのではないかと思いました。 盤面は、66がフォーストになり、ミッドから2駒進む配置展開があったようにも見えます。 数十年後に倍増操作と先取得点制の普及により、歪んだ期待値空間を旅する盤上遊戯となることを作者が予感していたようにも感じられました。
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