景山充人、山本雅人、望月正行のルール委員会はルールの改定を検討しています。
ルール4.2.3 (3)にはこうあります。
https://backgammon.or.jp/rule/JBLofficialrule.html
引用:
3. イリーガル・ムーブ
(3) クロックを使用している場合、プレイヤーはクロックを止め、イリーガル・ムーブが行われたことを相手に伝える。
その旨が了承されたらダイスを戻し、クロックを再開してムーブをやり直させる。
これを下記に変更しようと考えております。
クロックを使用している場合、プレイヤーはクロックを止め、イリーガル・ムーブが行われたことを相手に伝える。
その旨が了承されたらダイスを戻し、クロックを再開してムーブをやり直させる。
その際、クロックの保障時間(12秒)は復活しない。
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以下、ルール改定の根拠です。
イリーガルを直すのに3秒かかったとしたら3秒を持ち時間から引くべきです。
現状の問題はその3秒が、復活した12秒Delayに吸収されてしまうため、
12秒以内にイリーガルを直した人は時間が1秒も減らない点です。
また、12秒以上かけてイリーガルを直した人も、考慮時間を12秒得しています。
これをルール上、きちんと減らすべきと明確にしました。
実際の運用は下記の通り。
1,イリーガルを直すのに12秒以上かかった場合、直した後に時計を止め、持ち時間から12秒引く。
2,イリーガルを直すのが12秒以内だった場合は、直した後に時計を止め、直すのに使った時間を持ち時間から引く。
3,2のケースで、直すのに使った時間がわからない場合は12秒を引く。
なお、12秒以下で何秒使ったかを知るためには、、イリーガルを直した後にボタンを
押すのではなく、ポーズを押せば普通わかります。
上記に関わらずイリーガルの連発を故意に行うプレイヤーはディレクターから
注意が与えられ、あまり回数が多ければペナルティポイントを与えます。
ご意見がございましたらお願いします。特になければ2月1日から発効しようと思います。