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日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには https://backgammon.or.jp/forum/viewtopic.php?f=2&t=3154 |
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作成者: | kinchan [ 2012/11/21 06:03 ] |
記事の件名: | 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには |
■ 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには お世話になります。きんちゃんです。 先日、私がディレクターを勤める大阪チャレンジカップにおいて 「バックギャモン公式ルール・マナーを遵守してプレイしましょう」 と題して、次の紙を配り、「今日は厳しくチェックしますよ」と皆様に優しく語りかけました。:-) (1)ムーブは片手で行う (2)クロックはムーブした手で押す (3)キューブに触ったら必ずダブルしなければならない (4)ダイスのシェイクを始めた後、それを中断してダブルを考慮してはいけない。 (5)ダイスのシェイクは3回以上行うこと。 (6)いかなる場合(相手のターンがダンスやフォースドムーブなど)であっても、相手がクロックを押す前にダイスを拾い上げるなどして、自分のターンを初めてはならない。 この内容は 日本バックギャモン協会 公式トーナメントルール https://backgammon.or.jp/rule/JBLofficialrule.html に基づいています。 (4)については「え~~~~~!ほんとうなの?」というご意見を頂きました。 ご存じのようにロール後はダブル出来ません。シェイクを始めたと言うことはロールをすると言う意思表示であり、ロールの一部分ですから、それを中断してダブルを考慮するのはマナー的に良くないだろうと言う意味で加えました。また、シェイクを始めて次のロールに入ったと相手に思わせ、相手は「このターンはダブルしないんだ」とほっとしたところで、シェイクを中断してダブルを考慮し、相手の顔色を伺うと言う好ましくない行為も想定しています。 さて、これについての反応で、一番考えさせられたのは 「札幌で行われた名人戦の Ustream 放送を見たけど、守られてない」 というものです。 名人戦はタイトル戦の一つであり、最高の技能を争うと共に、ルール遵守及びマナーにも高いレベルを求めるのは間違いではないでしょう。 札幌、名人戦の動画は http://gammon.jp/sapporo-mini-open/?page_id=649 から辿ることが出来ますが、拝見すると例えば (1)水谷さんはムーブを行った手とクロックを押す手が別でした。 (2)名人戦準決勝、望月 対 田中達也 戦の終盤において、望月さんは明らかに田中さんがクロックを押す前にダイスを拾い上げる動作を何度も行っていました。 なお、上記において具体的な説明の都合上、個人名を出しましたが、決して個人攻撃の意図は無いことはご理解下さい。 ご両名のお名前を使わせて頂いたのは 日本バックギャモン協会 公式トーナメントルール https://backgammon.or.jp/rule/JBLofficialrule.html において、「文責」としてご両名のお名前が書いてあり、ご両名のルール遵守責任は一般プレイヤーより重いだろうという私の判断からです。ご両名にはご了承頂けると幸いです。 また、私(きんちゃん)自身において、両手でムーブしたり、ムーブしたのと違う手でクロックを押したりなど、恒常的にルール違反を犯しており、まさに天に唾、本来、本文のようなことを書く資格がありませんが、それでも以下続けさせて頂く傍若無人をお許し下さい。 さて、やっと本題です。 どうやったら、 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルール遵守する ようになれるのでしょうか? 多分ほとんどのプレイヤーはそうだと思うのですが、公式トーナメントルール通りにプレイすると、普段の慣れたプレイと異なる点が多数見つかります。 故に意識している間はどうにかルール遵守出来ますが、ちょっと気を緩めると今まで慣れ親しんだ、ルールを遵守しないプレイをしてしまいます。これを修正するのは長い時間と、その長い時間モチベーションを持続する意志が必要で、これを全てのプレイヤーに期待するのはいささか無理があるように思われます。 ルール遵守を積極的に進めるには、例会や大会において、ディレクターが巡回し、ルール違反を注意し、何度注意しても改まらない場合はイエローカード、レッドカードとペナルティを課すという手段が考えられ、これが一番現実的な回答かもしれません。その場合には、ディレクターは模範となるプレイを常に出来る(する)様求められるでしょう。 なお、ある日突然厳しくペナルティを取るのではなく、当面は例会や大会の前に、ルール遵守について説明する啓蒙期間が必要かと思います。 違うアプローチも考えてみます。 本文を書くにあたり、ルール遵守の視点から多数の動画を見ましたが、フェスティバルの Falafel と Matt の動画が非常に印象に残りました。 Matt vs 片上 1 http://www.ustream.tv/recorded/26000358 Falafel vs 下平 1 (スコア3-3からです) http://www.ustream.tv/recorded/26002801 Matt, Falafel 両者とも、見事なルール遵守プレイをしています。 そして、私にはそれが「かっこよく」見えました。「ああいう風にプレイできるようになりたい」と思いました。 これをもう一歩進めて、「ルール遵守プレイはかっこいい」というイメージを作り上げることは出来ないでしょうか? その意味で、動画中継は、あとあとまで残りますので「かっこわるい=ルールを遵守しないプレイ」の抑止力になるかもしれません。 相撲で横綱は心技体に優れていなければいけないと言います。バックギャモンにおける「心」は立ち振る舞いとルール遵守でしょうか?名人戦や盤聖、フェスティバルのオープンなどに参加する上級プレイヤーは、ルール遵守プレイを是非心がけて頂ければと思います。 試合中、相手がルール違反をしていた場合はどうすればよいのでしょうか? 例えば、相手の5ポイントボードに対して私はオンザバーで、私の番でダンスをすると、相手は私がクロックを押す前にダイスを拾い上げる動作を連発していました。相手の残り時間が短くなっている時などによくありそうな場面です。 こちらが「まだ、クロックを押していませんよ」と言って「あ、すみません。以後気をつけます」となればまぁ良いのですが、 「だって、ダンスでしょ?」などという人もおられます。それに対し言葉を続けると、嫌な雰囲気になったり、下手すると喧嘩になりかねません。 というわけで、どんな些細な問題でも当事者間で解決せず、ディレクターを呼んで裁定してもらうのがやはりベストだと思います。相手がルール違反をしている時にディレクターを呼ぶことに抵抗がある人がいらっしゃるようですが、自分の中に押しとどめたり、当事者間であれこれ言うより、ずっとトラブルが少なくなると思います。 まだ、書きたいことはあるのですが、長くなってきたので、ひとまずここまでにさせて頂きます。 皆様のご意見をお聞かせ下さい。 ではでは |
作成者: | しょむら [ 2012/11/22 00:24 ] |
記事の件名: | Re: 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには |
こんばんは kinchanの書き込みから自分の動画があったので観て思ったことを書きます。 kinchanが書かれた6項目に関しては、大体マナー良くできていたかなと思います(ダイスシェイクが短かったり、左手でクロック押したりしていましたが、、、)が、書かれていないことで1点気になったことがあります。 それは、ダイスをロールした後チェッカーを動かすためにダイスを真ん中に寄せるという行為を私もkinchanも数多く行っていますが、正式なルールは 「ムーブ完了までボード上のダイスには手を触れてはならない。但し、対戦相手の許可があれば、ムーブしやすいようにダイスを移動させることができる。」ということで本来は相手の許可を得る必要があるらしいですが、許可を取らずに行っていたというのは不味いよなと思いました。 名人戦の決勝でもダイスを移動させたことにより出目が変わったのでは?ということでビデオ裁定になったりしていました。 masahitoさん達とも話していたのですが、この問題に関してはダイスが邪魔でも無理やりでも良いからチェッカーを置くとか、ダイスの目を発声してお互いに出目の確認をすることが、お互いのためになるんだろうなと思います。 個人的には今後ゲームをするときは注意をしようと思っていることの一つです。 では |
作成者: | kinchan [ 2012/11/22 18:34 ] |
記事の件名: | Re: 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには |
所村さん、こんにちは ダイスの取扱いについてですが、以前 「無知は罪、公式ルールを正確に知っていますか?(大いに自己反省中)」 viewtopic.php?f=2&t=2887 において、望月さんより >ダイスの取り扱いについて >きんちゃんの言うとおり、ダイスがムーブに邪魔な位置にあるからといって、 >「動かしていいですか?」などといちいち聞いていられませんよね。 >だいたい、「だめです」と答えられたらどうなるんでしょうか。 >しかし、このルールを削除するのは勇気がいりますし、改定するのも面倒くさい。(誰得?) >このまま放置したいです。いい案があったら教えてください。 とのコメントを頂き、私が叩き台として ------------------------------------------------------------ ■ 4.1.2 ダイスの取扱い ムーブ完了まで、手番のプレイヤーは基本的にボード上のダイスには手を触れてはならない。 コックドダイスかどうかを確認するためにダイスに触れたり、ボードに振動を与える場合などは必ず対戦相手の許可を得た上で行う必要がある。 チェッカーの移動にあたり、邪魔な位置にダイスがあるなど止むを得ない理由がある場合は、ダイスの出目が変わることがないように細心の注意を払い、 かつ対戦相手によく見えるようにして、ダイスを必要最小限移動をすることができる。 ------------------------------------------------------------ を提案したことがあります。 私の叩き台はさておき、このルールに関しては実践に即していない部分があると思いますので(今回の名人戦におけるダイス移動トラブルについても考慮し)、この部分の改定をお願いしたいと私は考えています。 ところで、現在のルール委員会メンバーは 望月正行 景山充人 山本雅人 と認識していますが、間違いないでしょうか?確認させて下さい。 ではでは |
作成者: | 望月 正行 [ 2012/11/25 02:10 ] |
記事の件名: | Re: 日本のバックギャモンプレイヤーが世界一マナーが良く、ルールを遵守するようになるには |
ルール委員会のメンバーについて、間違いありません。 |
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