日本バックギャモン協会

はじめて投稿します。

自己紹介します。ギャモンを本格的にはじめて3週間くらいです。
　バックギャモンブック読み終わって（ギャモンの面白さに目覚めた）→
　ギャモンエースにはまって（800局くらいやって勝率56%、エラーレート10.5くらい）→
　501読み始めて（ともて面白い！素晴らしい！）→
　XG2買って勉強中　という現状です。

そのため、トンチンカンな質問するかもしれません。
もし質問のレベルが低すぎましたら申し訳ございません。
また何か失礼がありましたらご指摘ください。

質問ですが、
今日、XG2で練習中、なぜブランダーと言われているのかわからない手があり、
聞ける人がいないため投稿させていただきました。

添付画像の状態で、Bar/21 8/5 を指したところ、-0.120と比較的大きめブランダーでした。
で、コンピュータが示す正解手、次善手、3番目の手は、次のとおりです。
Bar/22 8/4
Bar/22 13/9　(-0.009)
Bar/22 6/2　(-0.038)

どうも、Bar/22が必須で、Bar/21がダメなようなのです。それほど違うのでしょうか。
といいますか「ブロット残す場所を選択できるなら、より価値のある場所に」みたいな感じで覚えていて、
それなら、22ポイントより21ポイントの方、自分のインナーにおいても、4ポイントよりも5ポイントの方が価値があると思うのですが。

この点、何かご指導、コメント頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。

このポジションではムーブ後にピップで14遅れていますので、
レースで勝つのが難しく相手のブロットをヒットして勝つプランがメインになります。

21ポイントにエンターすると相手は22～24ポイントが安全地帯になりますが、
22ポイントですと23～24ポイントに減り、こちらのヒットチャンスが多くなります。
相手はバックマンを2枚とも逃がしきっているので、この場合21ポイントよりも
22ポイントが価値の高いポイントになります。

基本的にピップで進んでいる時は後ろのチェッカーを前に進める、
遅れている時はなるべく後ろで構えると覚えておけば大きく間違えないと思います。
バックギャモンではピップが最も重要な要素になるので、常に気を配ってプレイしてみて下さい。

ピップで負けているときはすれ違わないようにする。
ピップで勝っているときはすれ違うようにする。
という原則があります。

ピップで負けているときは相手の駒をヒットをしたい。
ピップで勝っているときは相手にヒットされずにレースに持ち込みたい。
というのが理由です。

出目が４３ではなく５１だと、分かりやすいと思います。
bar/20, 6/5とすると、相手はインナーに自由に駒を置くことができます。
bar/24, 13/8とすると、相手がブロットを発生させた場合にはすべて、ヒットするチャンスがおとずれます。

４ポイントと５ポイントについては、ほとんどのケースで後者のほうが価値があります。
２２ポイントと２１ポイントについてはケースバイケースで、このポジションではピップで負けているので、２２ポイントの位置のほうが価値があります。
また、黄色はこれから自由に陣地作りをできるので、５ポイントは後からでも作ることができます。
そのため、後ろで待ち構えることが優先になります。

futo_4様

ありがとうございます！
「こちらは、相手バックマンを2枚とも逃しているし、レースでも負けているので、なんとかヒットする展開に持ち込みたい。」
はい、同じように考えていました。しかし、そこで次のように考えてしまいました。

「なので近い将来アウターにおろされるであろうにビルダーを狙いたい。
それには、バックマンは22pより21pにいた方が15pまで睨みが効いていて価値が高い。」
という感じです。

しかし、相手にとってはバックマンの後ろが安全地帯だ、というのは、言われてみるとそのとおりです。勉強になります。ありがとうございます。

cameron様

＞出目が４３ではなく５１だと、分かりやすいと思います。
はい、もし51だったら直感的に20pに重ねることはしないと思います。
1pで待ち構えていようと思うと思います。
この説明、わかりやすいです。

＞また、黄色はこれから自由に陣地作りをできるので、５ポイントは後からでも作ることができます。
これも言われてみればおっしゃるとおりです。確かに今じゃなくてもいいですね。

わかりやすい説明ありがとうございます。感覚的に理解できました。