日本バックギャモン協会

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作成者 メッセージ
投稿記事Posted: 2019/11/17 00:39 
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登録日時: 2007/03/28 18:33
記事: 115
お住まい: Tokyo
部外者の西村です。(1回戦で自分で提案した日程を間違えて不戦敗w)

望月さんの書き込みが事実通りであるとするならば、
私はJBL弁護側の論陣を張りたいと思いますが、
どこから書けばいいのかわからなくて萎えます。
(しかも何の得にもならんのにw)

明日昼ごろまでに何か書くかもしれないし、書かないかもしれません。


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投稿記事Posted: 2019/11/17 11:41 
オフライン

登録日時: 2007/03/28 18:33
記事: 115
お住まい: Tokyo
最初に。
大前提として、最初からパーフェクトな規定など存在しま
せん。何かもめ事があったときにブラッシュアップされていく
ものでしょう。ですから私は、今回のことを好機ととらえて
います。

ディレクターという言葉について。
今回の賽王戦のディレクターは澤端さんとなっています。
ですが、たとえば「金沢オープンのディレクターは所村さん」
という場合とは明確な違いがありそうです。
金沢オープンの場合は所村さんが企画、運営、試合形
式やスポンサー交渉、賞品手配その他をご自身の責任
で行っています。
どのような形式にしようと自由ですし、基本的にトーナメン
トにおける全権を握っていると考えられます。所村さんの
裁定は誰もひっくり返すことはできません。(あるとすれ
ばスポンサーの謎屋珈琲店だけなので、事実上ない)
今回の澤端さんの場合はどうでしょうか。試合形式その
他について澤端さんが決めたわけではなく、また賞品のP-40
を提供したのも澤端さんではありません。
トーナメントを遅滞なく進行させることを目的にJBLが権限
委譲したものであると考えるのが自然であり、実態として
は「マネージングディレクター」とでも呼ぶのが適切ではない
でしょうか。
そのような状況下では、澤端さんより賞品のP-40を提供
しているJBLが上位にいると考えるのが自然であり、また
裁定にも賞品提供者であるJBLの意向が働くのはある意
味当然と考えられます。
もしJBLが、圧力をかけて金沢オープンの所村ディレクター
の裁定を変えさせた、ということであればこれは大問題で
す。そんな団体は解散したほうがよろしい。しかし現実は
そういうことではありません。ディレクターという言葉にまど
わされずに、実態をみるべきではないでしょうか。

今回の不戦の裁定について。
「なぜひっくり返そうとするのだ。当事者がみんな納得し
ているのだから、誰も損していないじゃないか」というのが
ひとつの論拠となっている気がします。
しかし本当にそうでしょうか?
私の考えでは、今回準決勝を不戦とすることによりJBLが
損害を被ります。理由は、賞品のP-40が会員へのサービ
スであると同時にJBLの広告宣伝費にあたると考えれば
明らかです。
賽王戦の出場資格はJBL会員に限られますが、試合は
非会員も観戦することができます。準決勝など注目度の
高い試合は非会員の観戦者も多数いたはずで、その中
から会員になる人が出ればJBLは広告宣伝費用を回収
できます。
そうすることによって永続的な開催も可能になるので、大
げさにいえば永続的な開催が妨げられるようになればJBL
の他の会員も損をします。
以上のような理由から、JBLが準決勝の試合をするよう
に要請するのは自然なことだと私は理解します。

さて、上記のようなことを、実態がマネージングディレクター
である澤端さんが、どこまで理解して引き受けたのかは定
かではありません。
しかし、遅滞なく進行させることを第一義ととらえてしまう
と、磯部さんの不戦敗の申し出を断るのは難しかったと
考えられます。でも、それでJBLが損害を被ることを澤端
さん一人に背負わせてしまってよいものでしょうか? そ
こに正義があるとは私には到底思えません。
このような前例を作ると、今後ますますディレクターのなり
手がいなくなるでしょう。

最後に。
今はスポーツの世界においても審判の判定はVARなどで
簡単に覆る時代です。私が今回のいきさつをVAR(=
上の望月さんの書き込み)で見たところ、上記のような
感想を持ちました。
今回の問題では、それぞれに落ち度があったと考えられ
る、または感情的になったと思われる方はそれぞれ相手
に謝罪をし、その相手の方はその謝罪を受け入れた上で、
改めて準決勝を告知・開催するのがよいのではないかと
思っています。これだけ注目を集めたわけですから、観戦
者も多くあつまると思います。


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投稿記事Posted: 2019/11/17 13:34 
オフライン

登録日時: 2007/04/14 19:07
記事: 68
部外者のcameronです。(エントリーすらしていませんでした。)
論点は、①ディレクターの裁定が不適切だと判断した理由、②手続き、だと思います。

①について
・ポエムさんの書かれた①は、望月さんの①と異なっています。
・ポエムさんの書かれた①は、JBLがそういう考えにより不戦敗・不戦勝をなるべく避けるという方針で、かつプレーヤーに告知されていたのであれば、理解できます。
・「インターネット環境の不具合がいつ復旧するか分からないので不戦敗としてください。」と申し出ることは常識的な行動ですので、わたしはディレクターの裁定は適切だと思います。

②について
・わたしの主張においては、完璧な規程を求めていません。「バックギャモントーナメントでは試合は全力で戦うことが義務付けられている」ことがルールにないこと、今回の手続きが何一つルールにないこと、を主張しています。また、ルールは必要に応じて改定していくべきものですが、遡及適用させることができないのは言うまでもありません。
・ポエムさんの運営責任者についての説明はよく理解できました。(運営責任者がポエムさんの説明通りのものであるのか、JBLに教えてほしいです。)

例えば、次のように手続きされていたら、①はさておき②においては、道理があったと思います。

望月さんの①の場合:「ディレクターの裁定は不適切であると運営責任者として判断したため、ディレクターに対して再裁定するように勧告した。」
ポエムさんの①の場合:「不戦敗・不戦勝をなるべく避けるという方針をプレーヤーに告知していなかったため、ディレクターの裁定は不適切ではなかったが、運営責任者としてJBLの利益を考え、プレーヤーに試合をしてもらうようにお願いをした。」

ところが今回は、執行委員会だのルール委員会だの望月さん自身が権力を持っている会にルールを逸脱して手続きを進めており、当事者に説明する姿勢は皆無です。
わたしは、望月さんの①②に正当性はないと考えます。


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投稿記事Posted: 2019/11/17 23:09 
中村名人、JBL辞めないで!
中村名人には、JBLを辞めるのではなく、より良いものに変えていってほしいです。

私はまだバックギャモンのルールを覚えたばかりの初心者(バックギャモン入門で勉強中)ですが、これから練習を重ね、いつか大きな大会にも参加してみたいと思っています。

これから先も、JBL主催の大会が私たちの目標であり続け、今回の件に関わった全ての方々と同じ場所、同じ大会で全力で競い合える日がくることを願っています。


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投稿記事Posted: 2019/11/19 17:18 
オフライン

登録日時: 2007/03/23 10:48
記事: 4697
お住まい: TOKYO
いろいろなご意見やご質問をいただいております。ありがとうございます。
まず、運営責任者としてスムーズに大会を進行させられなかったことをお詫び申し上げます。
特に松岡さん、磯部さんのお二人にはご心労をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。

以下、賽王戦運営責任者、および執行理事会の一員として必要なことはお答えしようと思います。
ただし、ルール委員会が後日ご説明するであろうことはとりあえず私からは回答いたしません。
盤聖戦等、ほかの大会へのご要望も拝読しましたが、議論が広がりすぎても収拾が付きませんので、
こちらでは回答いたしません。必要ならsupport@backgammon.gr.jpまでまとめて再送ください。
必ずお返事いたします。

〇賽王戦とJBLの関係について
賽王戦はJBLの執行理事会が企画、立案して運営しているものです。
私はその責任者を引き受け、澤端さんにディレクション業務を委託して大会を手伝ってもらいました。
澤端さんには大いに助けていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

〇再判断の提案について
澤端さんが不戦勝を追認した裁定を、私は誤りだと考えました。
彼は追認した時点で全ての状況を正確に把握していませんでしたし、早急に答えを出そうとする余り、
十分に状況を確認せずに追認してしまったと思います。このことは彼も認めています。
別にこれは彼を責めているわけではなく、人間ですので誤りもありますし、責められるべきは
十分な確認連絡体制をとっていなかった、責任者である私にあります。
ただ、運営者に責任があることと、トーナメント自体をあるべき形で運営していくべきことは
二つの違う論点だと思います。

私が誤りだと考えた根拠は下記のとおりです。
トーナメントの試合は、片方に明らかな不備、責任がない限り行われるべきであり、
本件はそれに当てはまりません。不備があったかどうかはディレクターが判定します。
対戦者同士の合意で結果を決めることは許されません。

「全力で戦う義務がある」、というのはルールに明記されていない、スピリットのようなものですので、
根拠を示せと言われると困ってしまいます。書きすぎだったかもしれません。
ただ、多くの人に共有されているスピリットと思いますし、共有すべきと思います。
そうすることによって大会が盛り上がりますし、そうしないことによってさまざまな弊害も出てきます。
(たとえばリーグ戦で片方だけ消化試合とか)
逆に、そうでなければ、トーナメントの試合はどう戦うべきなのでしょうか。
しかしこのことについてここで議論を発展させる気はありません。
大事なことですが、再判定の是非の本質とは無関係と思います。


〇再判断の正当性について
大会責任者として、この裁定を誤りと思いましたが、私はとれる限りの最大限正式なプロセスを
踏もうと考えました。主催はJBL(執行理事会)ですので、執行理事会に提案し、その承認を得たいと
思いました。主催者の意思決定機関が行う正式な手続きですので、これ以上のプロセスはありません。

さらに、執行理事会が同意してくれたとしても、執行理事会が裁定するのではなく、
さらにルール委員会にコミッティとして判断していただき、できるだけ独立性を担保しようと考えました。
ルール委員会の方はルールに熟知し、ご自身も多くのトーナメントに参加し、
数々の事例をこれまでも見てきて、数えきれない大会でコミッティとして活動していただいています。
裁定に関してこれ以上の機関はちょっと考えられません。
さらにルール委員会のメンバーは私を除いては執行理事会と被っていません。

ちなみに執行理事会もルール委員会も私はメンバーの一員ですが、
私が提案したから賛成するような甘い機関ではありません。
メンバーそれぞれが見識ある方々であり、誰に言われたか、ではなく事実を見てご自身で判断して
くださっています。誤った提案であれば一蹴されるでしょう。

〇再判断の結果について
再判断はルール委員会によって行われまして、結果はまもなくルール委員会の
方から発表されます。

〇望月の中立性について
再判断の提案をしたのも、ルール委員会の裁定が行われたのも、私がベスト4で
上田氏に負けた後です(試合は11月8日昼過ぎにキプロスにて行われました)。
ですから、判定の影響を受ける試合の当事者ではないかという批判は当たりません。

〇同様の事案について
同様の事案(不戦勝がほかに3件起きている)についてのご説明については、また後ほど行いますが、
一方に明らかな非があり、本件とは切り離して考えられそうです。

〇磯部さんの試合環境について
磯部さんの試合環境は現在は問題ないものと認識しています。


最後に編集したユーザー 望月 正行 [ 2019/11/19 17:52 ], 累計 1 回
脱字が一文字あったため


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投稿記事Posted: 2019/11/19 18:56 
後から理屈をつけるのだけは上手

運営を手伝っていた若手が何人疲弊してやめたかよく考えて


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投稿記事Posted: 2019/11/19 19:31 
オフライン

登録日時: 2011/10/24 22:22
記事: 127
こんにちは。
私は以前、今回の判断について、望月さんからもっと詳しい説明があるべきと述べました。そして、私の投稿は関係ないとは思いますが、今回私があるべきと思っていた点の説明を大方して頂けたので良かったと思っています。質問をした身として、差し出がましいですが感じたことやそれをふまえた今後への提案等を書かせて頂きます。

まず全体を通して、私は再判断の提案そのものや、それを通す上でのプロセス、そして公表の方法やタイミングについて支持していません。しかし、望月さんが今回の判断に至った思いに対しては、大いに理解と共感を持っていることは言わせてください。

私は3年ほどだけですが以前JBL内で望月さんと一緒に仕事をさせて頂きました。その時の印象もあり、きっと今回の判断は利己的なものではなく、正義を通そうとしたものだろうと思いました。そしてこれが正義だと判断された背景にも、表に出ていること以上の理由が存在するのだろうということは想像できました。
そもそも今回望月さんがこのような再判断の提案をされることによって、望月さん個人にとって非難を受けるリスクこそあれ、具体的なゲインは何も思い当たりませんでしたから。ただ、これは一般的・客観的な受け取り方ではないので、今回生じた混乱は必然だとは思っています。

さて、私が望月さんからあるべきと考えた説明の1点目は、運営責任者→執行理事会→ルール委員会の判断によってディレクターの判断が覆り得ることの理由です。
この過程はやはりJBLの規定と照らし合わせると適切とは言えないと思います(cameronさんがおっしゃっている、プレーヤーの上告でない点など)が、重大な決定である以上は最大限正式なプロセスを踏もうという慎重な姿勢が背景にあったことは理解しました。また、ルール委員会が望月さんお一人に引っ張られるような組織でないというご意見も、あくまでかつて身内だった私個人が読んだ感想としては、きっとその通りなのだろうなと思いました。

しかし、あくまで一般的な視点で言えば、望月さん自身がそれを説明しても信じる根拠がないので説得力が足りません。そもそも提案した人が判定する側のメンバーに入っているのは客観的に見て非常に不公正で、信用に足るものには見えません。
その点に関するmtokさんのご指摘はもっともで、今後は提案者や当事者がルール委員会(執行理事会も?)のメンバーだった場合はその方は一時的に除外した上で決定が行われるべきだと思いますし、そのような規定があって良いとも思います。

2点目は「全力で戦う義務がある」ことの根拠に関してです。これはだいぶ前から、おそらく直観的なもの(理由はないけれど人間的に正しいと感じること)だろうと思っていましたし、私もささやかな大会をよく運営している身としては同じ直観を持っているので、私個人はそのご説明で十分と感じました。
ただ以前の投稿の際の書き方だと、どこかに具体的根拠があるかのように捉えられるので、疑問がわきました。結果論ですがshirofukurouさんのおっしゃるような論法で言い換えた方が通りやすかったのだろうと思いますし、今後の大会もそれをベースに裁定していくのなら正しいと思います。

3点目は不戦敗の申し出が「やむを得ない事情」ではないという判断の根拠に関してです。これは、磯部さんの試合環境が今は(判断当時もですよね?)問題ないという情報、そして先日望月さんが事実関係の整理として投稿された情報をふまえれば、納得です。磯部さんにはペナルティに相当するほどの落ち度もなく、試合環境もあるのなら、確かにやむを得ない事情はないですね。
逆に言うとこれらの情報がずっと伏せられてしまっていたことが、これだけ各所で議論が暴走した原因だと思いますし、その責任は運営側にあると思います。もちろん、様々な事情があったことは拝察していますが。

4点目は他の不戦敗が認められていることとの裁定の食い違いに関してで、ここだけは私は今のところ納得できませんし、今後詳しい説明があっても完全には筋が通らないのではないかという予感はするのですが、今後ルール委員会から?ご説明があるということなので、それを待ちます。

長々と大変失礼しました。できる限り多くの方(特に当事者の方々)が納得する良い形で終結することを願っております。


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投稿記事Posted: 2019/11/19 22:15 
オフライン

登録日時: 2018/11/01 23:47
記事: 60
「メンバーそれぞれが見識ある方々であ」るにもかかわらず、なぜ望月さんがコミッティ(ルール委員会)の一員として裁定を下すことに執着するのか理解できません。


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投稿記事Posted: 2019/11/19 22:26 
オフライン

登録日時: 2018/11/01 23:47
記事: 60
「ルールに明記されていない、スピリットのようなもの」を理由としてディレクター判断を誤りとするよりも、「ディレクターは1.1.1に反しない範囲において、本ルールに制限されずに、現実に対応した柔軟な裁定を下すことが可能である」という条文を根拠として不戦敗の申し出を認めるほうが、ルールの解釈としてははるかに理があると考えます。


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投稿記事Posted: 2019/11/20 11:00 
オフライン

登録日時: 2007/04/14 19:07
記事: 68
■裁定の理由
「全力で戦う義務」はルールに明記されていないスピリットのようなものであり、多くの人に共有されている、また、共有すべきものであると書かれています。
これに反対する人は僅かだと思います。
しかし、スピリットの正しさと、それを裁定の判断基準として良いのかどうかは、まったく別の問題です。

例えば、次の「スピリットのようなもの」はいかがでしょうか。
「バックギャモンプレーヤーは常識的な礼儀および作法を欠いてはいけない。」
「バックギャモンプレーヤーはフェアプレーの精神を欠いてはいけない。」
これらも、ルールには明記されていませんが、多くの人に共有されている、また、共有すべきスピリットであると思います。
今回の望月さんの理屈が正しいとなると、今後これらを裁定の判断基準とすることも正しいということになります。
しかし、こういったものは人それぞれですし、いくつでも挙げることができます。

人それぞれ異なったスピリット、価値観、正義を持っているため意見の食い違いがあるので、それゆえにルールというものが存在するのです。
そういったものを裁定の判断基準とすると、その時のディレクターが持ち出すスピリット、価値観、正義によって裁定が変わってきてしまいます。
実際の問題として、今回、判断基準としたこのスピリットを、今後も適用し続けることをJBLは約束できますか?
また、JBLは今後どのようなスピリット、価値観、正義を持ち出すか、教えていただけますか?

必要であればルールを改定すれば良いのです。
ルールに書いていないことを裁定の判断基準としてはいけないのです。

上に書いた2つは国際チェス連盟憲章から拝借したものです。
国際チェス連盟はこれらを明記し、ペナルティーを科す場合があることも規定しています。
「国際チェス連盟とは組織の大きさが違うし、そこまでルールを整備できない。」という意見もあるでしょうが、だからといってルールに書いていないことを裁定の判断基準とする言い訳にはなりません。

望月さんは「全力で戦う義務」というスピリットの正しさ、それが無い場合のデメリットや問題点を説いていますが、「ルールに書かれていないことで裁定してよいのか?」という質問には答えていません。
回答していただきたいです。

もう1点。
磯部さんは「ネット環境の不具合がいつ復旧するか分からないし、これ以上ご迷惑をお掛けするわけにはいきませんので、私の不戦敗にしてください。」と決断されました。
これに対し「正当な事由なく試合を放棄した。」「トーナメントの試合は、片方に明らかな不備、責任がない限り行われるべきであり、本件はそれに当てはまらない。」と判断した理由は何でしょうか。

おそらく「病気や事故などで試合をすることができない場合はどうしようもないが、今回はなんとか試合をすることができないか?」という意味なのだと思います。
1つ目の書き込みで「現在もインターネットにつなげないのであれば、ネットカフェに行き、そこからプレイすればよい。そもそも二人とも名古屋にいるので、ライブでやることも可能なのではないか。」と書き込まれていることが、そう思った理由です。

そうだとすると、やはり裁定の理由は「全力で戦う義務」に帰納することになります。

■手続き
「大会責任者として、とれる限りの最大限正式なプロセスを踏もうと考えました。」とあります。
これは「勝敗に影響を及ぼす重要な決定であるので、多くの人に公正・公平に判断してもらおう。」という考えであったのだと思います。
また、執行理事会の承認の後、ルール委員会に裁定してもらったことも、そういう意志からなのだと推測します。

また「判定の影響を受ける試合の当事者ではないかという批判は当たりません。」とありますが、元々そういう意味で書き込みをしたつもりはなかったのですが、そう受け止められたのでしたら謝ります。
望月さんは、自分がプレーヤーとして参加しているかどうかによって判断が変わることがないことは、もちろん分かっています。

私が問いたいのは(他にもありますが)2点です。
そしてこの2点について望月さんは答えていません。
(1)一連の手続きがルールにまったく書かれていないのではないか。
(2)同一の人物がプレーヤー、運営責任者、執行理事会のメンバー、ルール委員会のメンバーを兼ねているのは、それ自体が不適切ではないか。

(1)については、望月さんがいくら多くの人に公正・公平に判断してもらおうと思って、そう行動したとしても、それがルールにない手続きであれば、それを納得できない人が一定数いるのは理解していただけますでしょうか。
裁定の理由であれ手続きであれ、それがルールにないのであれば、納得できない人は「絶対に」納得できないのです。
そしてこの「納得できない」は、あらぬ誤解を生んだり、邪推を呼んだり、大きな憤りに発展したりする可能性があるので、望月さんにとっても不幸なことなのです。
これは、ルール通りに物事を進めて買う反感よりも、大きなものだと思います。

(2)については、掲示板にすでに書いた通りです。
一審の裁判官(ディレクター・運営責任者)が二審の裁判官(ルール委員会)を兼ねるのであれば、二審制の意味を成しません。
また、今回のケースにおいては、望月さんが提案した内容を望月さんがメンバーの一員として判断するという構図になっており、これも不適切です。

■説明
百歩譲って、望月さんの裁定の理由が正しく、手続きについて目をつぶったとしても、事前の説明はあってしかるべきだったと思います。
1回目、2回目の書き込みとも、正直な感想を言うと、理解してもらおうという姿勢がまったく感じられませんでした。
説明がないため、強権的であると言われても仕方のない進め方になってしまったと思います。

■疑問点
ラバーさんの書き込みで「磯部さんの試合環境が判断当時も問題はなかった。」と受け取れる箇所がありました。これはどういうことでしょうか。
私の疑問や質問は変わりませんが、前提となる状況が変わりますので、知りたいと思いました。
ただ、この点以外にも、私もある人より背景を聞いていますが、今回の裁定理由と手続きについて、他の方法がなかったと思わせるほどのことではありませんでした。

■改善案
・運営責任者、執行理事会、ルール委員会の役割と目的、権限を明記する。兼任できないようにする。(またはトーナメントによってメンバーから外す。)
・ルールを整備する。(スピリットなどは憲章または前文にまとめる。)
・コミッティ制度(二審制)について議論する。
・ディレクターはもちろん、運営責任者も公表する。


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投稿記事Posted: 2019/11/20 21:24 
オフライン

登録日時: 2011/10/24 22:22
記事: 127
>ラバーさんの書き込みで「磯部さんの試合環境が判断当時も問題はなかった。」と受け取れる箇所がありました。これはどういうことでしょうか。

すみません、あれは「(確認したいのですが)判断当時もですよね?(それならば納得します。)」というぐらいの意味です。前のめりな書き方で誤解を与えてしまい申し訳ありません。私も他の方から背景を聞いていますが、細かい部分までは不確かなので控えます。


cameronさんの投稿を読ませて頂いて、とても納得感があり勉強になりました。特に改善案はすべて賛成で、ぜひそうなってほしいと思いました。ただ一応、こういう考え方もできるかもしれない、ということを提示したくて以下を書きます。(これで最後にします。無関係なのに長々と本当にすみませんでした。)

私個人は、大会においては予測不能なトラブルが多々起こり得ますし、その全てに対応したルールができる日が果たして来るのかわかりません。そして、「現実に対応した柔軟な裁定」云々の規定があることからも、明確なルールに基づかない裁定(たとえば多くの人が共有する直観を元にした裁定など)でも許される余地があるのではと考えています。
また同じJBL主催の大会といえど、大会の性質(ネットorライブなど)やディレクターの微妙な考え方の違いによって、裁定の方向性が少しばかり揺れ動いてしまっても、現実的にはやむを得ないし自然なことだと思います。

しかし、大会によって揺れ動く可能性があるものだからこそ、「その大会において裁定を下す権限、変更する権限の所在の明瞭性」と「一つの大会内における裁定の一貫性」は何としても守られるべきだと思います。それによって各大会の信頼性が大きく担保されるし、それが現実的に可能なことだとも思うからです。
よって今回は、裁定が変更されるプロセスにルール的根拠や公平性が見られなかったことと、裁定に一貫性がないように見えたことが問題に見え、それ以外の点は私個人は納得できました。


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投稿記事Posted: 2019/11/20 23:10 
オフライン

登録日時: 2007/04/14 19:07
記事: 68
ラバーさん、ご返信ありがとうございます。
ラバーさんの書き込みは、私とは意見が異なっている部分がありますが、だからこそとても勉強になりました。
正直、私も、手続きの方がはるかに納得いっていないのですが、それについても現実として守られなければいけない点が整理されていて納得しました。
ルールについては可能な範囲で改善していってほしいと思っています。


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投稿記事Posted: 2019/11/22 10:11 
オフライン

登録日時: 2007/04/07 02:36
記事: 773
お住まい: 札幌
ルール委員会の山本です.
依頼された裁定について,ルール委員会を代表して投稿します.

-

松岡氏と磯部氏の試合に関する不戦勝/不戦敗の取り扱いについて、JBLの執行理事会よりルール委員会に裁定の依頼がありました。以下でルール委員会としての見解を述べさせていただきます。


松岡氏、磯部氏、そしてディレクター澤端氏から聞き取りした事実関係(このリンク先を参照)にもとづき、今回の件については「再度日程調整の上、対戦を行うこと」と裁定する。

以下で理由を述べる。

1 磯部氏は対戦予定時刻にGGにログインができなかったものの、ペナルティが適用される時刻より前に、ログインできない事情を対戦相手の松岡氏に知らせている。また、松岡氏からの要望により、磯部氏は掲示板への投稿を試みるなどの努力をした。投稿できなかったため、磯部氏が対戦延期を希望している旨を代理人が掲示板に投稿している。これらのことは、既にディレクター澤端氏が後の裁定で述べているように考慮すべき事情と解釈できる。

2 ディレクター澤端氏は、試合開始時刻から22分経ったころ、松岡氏とのやり取りの中で、考慮すべき事情と解釈できるので遅刻に関するペナルティはなしとする裁定を松岡氏に伝えている。

3 ディレクター澤端氏は、これまでの状況を鑑みて、試合翌日の11月7日(木)1時20分に対戦延期の裁定を下し掲示板に投稿している。

以上より、上記3の投稿時点で、本件に対する裁定(すなわち、再度日程調整の上、対戦を行うという裁定)は終えていると考える。

また、磯部氏からのその後の不戦敗の申し出は、以下の2つの理由にもとづくものであった。
(1)遅刻をしたことで松岡氏をはじめとする対戦に関わった人に対する謝罪の気持ち
(2)ネット環境の不具合がいつ復旧するか不明だったこと
先に述べたように、(1)に関してはすでに再戦をするという裁定が下っている。(2)については、一定の理解はできるものの、再戦をするという裁定が下ったという前提に立てば、少なくとも数日様子をみるなどして再戦を試みる判断が適切だったといえる。

尚、本来、ディレクターによる裁定が必要な事案が発生した際、プレイヤーは事実関係を報告することでディレクターに裁定を委ねるものである。プレイヤーから不戦勝や不戦敗といった裁定に関わる申し出があるものではなく、ディレクターが報告された事実にもとづき、必要に応じて追加調査などを行って裁定をする。したがって、プレイヤー間で不戦勝/不戦敗が決する(もしくは同意する)ものではない。

一方、本件とは直接関係するものではないが、ディレクター澤端氏から、本大会において不戦勝/不戦敗の裁定となったものが3件あったとの報告を受けている。

(1)地場氏ー西村氏
(2)下平氏ー川島氏
(3)高月氏ー齋田氏

以上3件のうち、(1)、(3)はいずれも一方が試合開始時刻に現れず、ペナルティが適用され不戦勝/不戦敗となる時間まで何の連絡もなかった事例であり、後日、一方に非があると認められたものである。また、(2)は一方の日程調整提案の掲示板投稿に対し、対戦締め切りまで返答がなかったもので、こちらも後日、一方的に非があると認められるものであった。すなわち、ペナルティの適用が開始される時間より前に事情が説明された本件とは状況が異なり、本件の裁定に影響を及ぼすものではないと判断する。

JBLルール委員会
望月正行、景山充人、山本雅人

以上


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投稿記事Posted: 2019/11/22 12:25 
オフライン

登録日時: 2018/11/01 23:47
記事: 60
結局、ルールに規定のない上告が認められる理由は不明のままでしたね。


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投稿記事Posted: 2019/11/22 12:27 
オフライン

登録日時: 2018/11/01 23:47
記事: 60
磯部さん

お疲れさまです。
松岡です。
11月24日午後7時はご都合はいかがでしょうか?


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