日本バックギャモン協会

神谷さんの情報もありますが。

先ほど池谷さんのネット配信でも指摘しましたが

「提案をかけた方からの再確認をもって確定となります。」

viewtopic.php?f=55&t=4528

とあるので、磯部さんからのレスポンスがない以上、対戦自体成立していないと考えたほうが良いと思います。
ディレクターの判断をお願いします。
松岡さんに70分待ってもらうのも酷だと思うので。

‪以下の理由により、対戦は成立していると考えます。

①磯部さんの提案に対して、松岡が再確認をしている。
②磯部さん、松岡共に対戦が成立していると考えている。
③JBL公式Twitterアカウントが対戦を告知している。
④主催者がTwitterで対戦が成立していることを前提とした内容の投稿をしている。
⑤対戦時刻までに対戦が成立していないことを指摘する意見は皆無であった。

私もJBLのツイッターで告知もあり、当然対局自体が成立しているものだと思っており
観戦を楽しみにしてGGにログインしていました。

ただし自分の対戦以外、他の方の掲示板まで確認しませんよね。
磯部さんがなかなか現れない中、掲示板を確認してレスポンスがなかったことを初めて知りました。
ルールがそうなっている以上、対局自体が成立していない可能性を考えました。
再確認が掲示板以外で行われていたのであれば、当然対局は成立していると思います。

ただ神谷さんの書き込みを見る限りでは、対局を認識していた可能性もあると思います。
対局を観戦できなかったのは残念ですが、あとはディレクター判断になると思います。

お疲れさまです。
松岡です。
ペナルティルールが適用されるとすると私の勝ちとなる、70分が経過しました。
非情に思われるかもしれませんが、私もP-40が欲しいですから、ルールに基づいて主張をします。
人のことが憎くて書き込みをしているわけではありませんので、これから私に会っても、普通に接していただけたらと思います。
最終的には主催者の裁定に従いますので、よろしくお願いいたします。

ここでは、パソコンからGridGammonに接続できないことが「やむをえない事情」に当たるか否かが論点となります。
これは、落ち度の有無で判断すべきです。
今回、磯部さんは、接続を確認したり、パソコンを修理したりする時間的余裕が2週間もあったにもかかわらず、期日になるまで何ら対策を講じていなかったわけですから、落ち度があったといえます。
よって、「やむをえない事情」には当たらず、ペナルティに関する規定により、私の勝利になると考えます。

ご意見ありがとうございます。
この理屈が通用するならば、私はこれから日程調整をする際、わざと「リーグ戦の進め方」と少し異なる形式のやり取りをし、試合に負けたら不成立を主張して再戦することにします。

第二期賽王戦ディレクターの澤端日華瑠です。
今回の裁定について書かせて頂きます。

まず大前提として神谷さんの代筆による書き込みは磯部さんと同じく名古屋例会で対戦されている方からの書き込みであるということから、磯部さんの意思であると解釈致します。
また現在、磯部さんは「対戦延期を希望している」、松岡さんは「遅刻ペナルティによる不戦勝を希望している」という状況です。

初めに、「対戦が成立しているか否か？」ということですが、磯部さんが対戦延期の希望を申し出ている時点で両者の合意があったと見なせるため、この11/6 22:00からの対戦約束は成立していると判断します。

次に、磯部さんの遅刻についての判断を書かせて頂きます。本来時間厳守はプレイヤーの責任であり(JBL公式トーナメントルール2.2.1)、遅刻の場合のペナルティ

>ルール2.2.4 指定時刻より１５分経っても現れない場合、クロックを押すことができる。クロックがない場合、対戦相手に１ポイントを付与する。以降、５分毎に１ポイントずつ付与を続けるものとする。

は通常時であれば、例えば対戦日をうっかり忘れていたなどの状況に対しては適用されるべきです。しかし、今回磯部さんは

>パソコン、スマホ両方ともネット接続出来ない状態

という状況にありました。当日の機器の不調はどれだけ気をつけても予測が出来ないという性質のものであり、一定確率で誰にでも起こるトラブルであると私は捉えているので考慮されるべき事情と考えます。また、掲示板にその旨を代理人を通じて書き込んだという、一定の責任を果たしているということについても考慮されるべきと考えます。

よって、今回は対戦延期と裁定させて頂きます。

私個人としてこの場をお借りして謝罪させて頂きたいのは、ネット対戦かつ掲示板で対戦の取り決めをするという性質上、今回のようなトラブルは起こり得ることでした。既にトーナメント中に何戦か不戦敗の裁定をいたしましたが、明確にルール化して周知するという仕事を怠っておりました。JBLトーナメントルール1.2には

>ただし、本ルールだけで現実に起こる全ての事象に対応することはできず、またするべきではない。ディレクターは1.1.1に反しない範囲において、本ルールに制限されずに、現実に対応した柔軟な裁定を下すことが可能である。

とあり、全ての事象を把握しておくことの不可能さを前提にディレクターという立場に強い決定権を与えているのかもしれませんが、長時間を無為に待たされるプレイヤーの不利益や日程の再調整となった際に生じる両者の蟠りを考えると遅刻やトラブルの際の裁定基準はある程度明確にしておくことで回避出来たのかもしれないと考えております。残り対戦が少なくなりましたが、私がディレクターを務める第二期賽王戦については

1. 両者の合意が明らかにあれば対戦は成立していると判断する。

2. 約束時刻の15分を過ぎても対戦相手が現れないときは相手に止むを得ない事情があったと判断し即離席しても良い。後日ディレクターが事情聴取をし、明確な落ち度があったとディレクターが判断した場合は不戦敗とする。

3. 明確な落ち度とは、例えば不注意による対戦時刻の誤解などを指す。交通トラブルに巻き込まれる、使用するパソコンに不調が起こるなどについては考慮されるべき事情と判断する。これら個々の事情の判断はディレクターが柔軟に行う。

を基本として裁定していきます。

最後に、今回の松岡さんの主張はプレイヤーとして当然の権利であり、ベスト4という大舞台でこのような蟠りが起きてしまった責任は全て運営の自分にあります。プレイヤー同士が心地よく対戦して頂けるように、賽王戦というトーナメントの性質を踏まえたルールの明確化などで自分自身が尽力すべきであったとこの場を借りて謝罪させてください。大変ご迷惑をおかけしました。そして、

>最終的には主催者の裁定に従いますので、よろしくお願いいたします。

このようにディレクター権限を尊重して頂けて大変ありがたく思います。

澤端さん

丁寧なご説明ありがとうございます。
難しい判断だったと思います。
お疲れさまでした。
これからオンライン対戦に関するルールが整備されていくことを願っています（これが名人戦だったら、私は2時間15分も待たされていたことになります！）。

磯部さん

先ほどは少々きついことを申し上げ、失礼いたしました。
あらためて日程調整をしましょう。
11月10日午後はご都合はいかがでしょうか？
お返事をお待ちしております。

今回は対戦期日がまだ残っており、かつ私が暇人なのでよかったですが、日程最終日だったり、私が残りの日にすでに予定を入れていたりした場合にどうなっていたのかが気になります。
また、「やむをえない事情」が不当に拡大解釈されたり、これを悪用するプレイヤーが出たりする懸念もあります。
そこら辺も含めて議論がなされることを願っています。

松岡さん　磯部です。
この度は私の不手際で本当に申し訳ありませんでした。
延期を希望しましたが
私の不戦敗という事にしてください。
まだネット環境の不具合がいつ普及するかもわかりませんので
これ以上ご迷惑をお掛けするわけにはいきませんので。
トーナメントディレクターのヒカルリさん
申し訳ありませんでした。
この対戦に関わった皆様に謝罪申し上げます。
松岡さんいつか対戦することを楽しみにしています。

磯部

磯部さん

ご連絡ありがとうございます。
承知しました。
また対戦の機会があれば、よろしくお願いいたします。
決勝戦は磯部さんの分まで頑張ります。

両者の合意があったため、磯部 vs 松岡の対戦は不戦敗として処理致します。レーティング登録は致しませんのでよろしくお願いします。

お二方とも、お気遣いありがとうございました。

望月ー上田戦は現地時間11日の午前12時（日本時間同日午後7時）からライブにて行います。期限を過ぎている点に関しディレクターの承認を得ています。

その後翌12日の夜にライブストリーム形式で試合映像の放映を予定しています。

上田

こちらの投稿ですが、11/9(土)に既に対戦を行なったと望月さんから報告を受けました。期限を過ぎている点は事前に了承しましたが、期限内に対戦が行われているので尚更問題がないと判断しています。よろしくお願いします。

澤端

磯部政明-松岡進之介戦について

こちらの試合について、磯部氏の不戦敗という両者の合意を賽王戦ディレクターの澤端氏が認めております。
この決定に関し、賽王戦運営責任者としてコミッティによる再判断（かつ最終判断）の提案をいたします。

・磯部氏の遅刻問題にかんしてはディレクター判断で延期と決定され、
松岡氏も一旦はそれに従っている。つまり遅刻問題は終わっている。

・ということは、両者の合意による不戦敗、不戦勝というのは当事者同士で
勝敗を決定していることと変わりがない。バックギャモントーナメントでは試合は全力で戦うことが義務付けられている。

・それを追認してしまった澤端氏の判断が不適切だったと考えられる。
澤端氏も現在は自分の判断が間違っていたことは認めていて、再判断してもらい
たいと考えている。

・試合を正当な事由なく放棄することはタイトルの権威を著しく傷つけるものであるし、責任の取り方として間違っている。
現在もインターネットにつなげないのであれば、ネットカフェに行き、そこか
らプレイすればよい。そもそも二人とも名古屋にいるので、ライブでやることも可能なのではないか。

以上の理由から、澤端氏のディレクター判断をコミッティによる判断に委ねるべきと思います。
この提案は執行理事会によって協議され、可決、承認されています。

コミッティはあらかじめ指名されていないので、ルール委員会がコミッティとなります。
ルール委員会（望月正行、景山充人、山本雅人）に依頼して再判断といたします。

賽王戦運営責任者
望月正行