2pメイクが大差で正しいようです。
コード:
XGID=-a---CEC----fB---b-ccB----:0:0:1:45:0:0:0:11:10
X:Player 1 O:Player 2
Score is X:0 O:0 11 pt.(s) match.
+13-14-15-16-17-18------19-20-21-22-23-24-+
| X O | | O O X |
| X O | | O O X |
| | | O O |
| | | |
| | | |
| |BAR| |
| 6 | | X |
| O | | X |
| O X | | X X |
| O X | | X X |
| O X | | X X O |
+12-11-10--9--8--7-------6--5--4--3--2--1-+
Pip count X: 134 O: 151 X-O: 0-0/11
Cube: 1
X to play 45
1. Rollout¹ 7/2 6/2 eq:+0.680
Player: 62.86% (G:26.89% B:0.34%)
Opponent: 37.14% (G:6.40% B:0.28%)
Confidence: ±0.006 (+0.675..+0.686) - [100.0%]
Duration: 4 minutes 14 seconds
2. Rollout¹ 6/1* 5/1 eq:+0.587 (-0.093)
Player: 61.11% (G:26.38% B:0.25%)
Opponent: 38.89% (G:7.05% B:0.30%)
Confidence: ±0.005 (+0.582..+0.593) - [0.0%]
Duration: 4 minutes 20 seconds
¹Truncated at 11 moves using 4-ply.
2592 Games rolled with Variance Reduction.
Dice Seed: 6118667
Moves and cube decisions: 3-ply
eXtreme Gammon Version: 2.03, MET: Kazaross XG2
1pメイクも2pメイクもポイントを作るのは同じです。
1pメイクは1ピップ奪いますが、1ピップ奪うことはそれほど重要ではないでしょう。
1pメイクは相手をバーに上げるため、ダンスする可能性があります。
ダンスと言う明白に悪い展開があるため、そこで私なら思考を打ちきってプレイしてしまいます。
では、なにが間違えていたのでしょうか。
1pメイクならダンスする目(66,55,11,65,61,51)の期待値を比べてみました。
コード:
出目 1p 2p 差
66 985 250 735
55 985 399 586
56 985 713 272
16 985 735 250
15 985 820 165
11 985 1000 -15
平均 985 687 298
(単位は1000倍してあります)
私の予想通り、ダンスする目の時は1pメイクの方が平均して300ほど良いようです。
しかし、それ以外の目を見てみると・・・
コード:
出目 1p 2p 差
24 501 876 -375
45 424 763 -339
13 567 904 -337
12 593 876 -283
46 429 706 -277
26 434 646 -212
35 434 646 -212
25 448 636 -188
23 537 714 -177
44 -15 258 -273
33 -9 217 -226
36 450 558 -108
22 289 348 -59
14 699 714 -15
34 646 636 10
平均 466 673 -207
なんとほぼすべての目で2pメイクの方が優っています。優っている期待値は平均して200ですが、こちらは数が27通りあり、
先ほどのは9通りしかありません。
ダンス以外の目の時に2pメイクが圧倒的に良い、というのが私の盲点でした。
1pメイクだとビルダー配置が悪く、2,3,4pに出られて捕まえにくいのです。
2pメイクならビルダー配置が良く(7pもアタックに使えるので3ビルダー)、そもそも3p、4pに出られるロールが少なく、捕まえやすい形をしています。
もう1つ注目するべき点があります。通常、ヒットすると相手の片目を奪い、建設的なことをする機会を奪うことができます。
しかし、こちらはハイアンカーを持ち、相手はビルダーが全然来ていないのでフルロールを使われてもほとんど建設的な
ことができないのです。この局面では片目を奪う効果が非常に薄いのです。
というか、むしろフルロールをムーブさせることによって得する展開まで多々あります。
例えば、42(13/7)、54(13/9 13/8)、31(13/9)などはブロットになります。
バックギャモンは通常振れば振るほど改善していくものですが、そうではない局面というわけです。
このことは最近の
11 to playにも共通しています。(それで出題しました)
以上