このスコアでは6away側が開始直後からキューブを狙っているようなスコアです。
1) 逆転してもリダブルはほとんど帰ってこない。
(6awayの4倍のテイクポイントは1away-6awayの勝率と同じなので11%ぐらいあればテイクできる。)
2) キューブを2にした時のギャモンの価値が通常より高い。(Gammon Priceが高い)
3) キューブを2にすると相手のギャモンの価値が大きく減じられる。(Gammon Priceが低くなる)
ということで、ダブルするのはメリットだらけ。デメリットはほとんどありません。(もちろんそのまま負けたら1点損しますが)
たとえ初手にキューブしても大したエラーではありません。
添付ファイル:
3a6a.JPG [ 195.33 KiB | 閲覧された回数 10832 回 ]
↑は仮想ポジションです。初手で6awayの側を振り番にしてキューブアクションを解析してみました。
(初手と言っても、通常と違いいきなりゾロ目を振る可能性があります。)エラーは”たったの”0.135です。
同局面でマネーゲームの設定にするとエラーは0.481に跳ね上がります。
添付ファイル:
3a6a_31.JPG [ 195.42 KiB | 閲覧された回数 10832 回 ]
↑上記の仮想局面に5pを与えてみました。もはやほとんどダブルです。
この局面がほぼダブルなら、問題図は当然ダブルですね。
で、問題図に戻って静的に局面を考えてみると、
1)10ピップリード
2)アンカーがあるので相手サイドでの怖いところは無い。(プライムとかされない)
3)5pを持ち、次に一番作りたい4pを3ビルダーで狙っている。相手はアンカーが無いのでポイントオンしてダンスすると終了。55とかも終了。
4)相手のボードがまだ2pなので、ルースヒットしてリターンされてもまだまだ。
私なら、そもそもゲーム開始直後からキューブ打ちたいという気分でやっているので、上記の1,3ぐらいでダブルは確実と思って思考を
打ち切ります。