僕は、基本的に絶対値を数えます。
また、局面によっては、絶対値を数えて両者の差を求めた後、以降の何手か出目の差分を補正する比較法を使います(mochy のやり方です)。
先に数えた方を忘れる件、以下のような方法をとっています。
(1)先に数えたピップ数を盤面を指で押さえる。例えば、95ピップだったら、右手の人差し指を自分のアウトフィールド9ポイントにちょっとはみ出るように(はみ出るのは10の位の意味)、左の人差し指を同じく5ポイントにちょこっと乗せる。
134ピップの場合は、34ピップだけ同様に指で押さえます。
(2)両手に記憶させる。右手を10の位、左手を1の位として、指を折っておく。
きちんと自分の決めを作っておかないと、9をセットしたのに、あとで1と9とどちらだったかあたふたすることがあるので注意しましょう
(3)秘密の技

としては、大体ピップを数えるときはオンロールですから手元にあるサイコロを堂々とあるいはカップの中でセットする。134ピップなら、3と4の目をセットすると言うことです。ただし、7,8,9と0をどう表現するか決めが必要です。
(4)その他として、因数分解で覚える(どうやるのかしらん)とか、ピップを語呂合わせで3回繰り返して覚えるとかという手法を使っている人の話を聞いたことがあります。
ところで、「ピップを数えるなんて、私には無理です」と言う方がよくいらっしゃいますが、慣れれば誰にでも出来るスキルだと思います。
PCのタッチタイピング(キーボードをみないで入力する)みたいなもので、最初は結構つらいけど、1週間もやっていれば、慣れてきます。
501などの問題集を片っ端から、ピップを数える練習に使うのがお勧めかな?
最初は、片方数えるのに何分もかかるかもしれません。こんなんじゃ、クロックのある試合では使い物にならないと思うかもしれませんが、慣れ(習熟)するにつれ、両方のピップを数えるのに、30秒程度までは、誰でもいけると思います。
数える必要がある局面はある程度予想がつきますから、相手がムーブを考えている時間に数え始めるのは、クロックのある試合ではかなり有効です(その場合は自陣のピップから数えます。相手のポジションは変化してしまうからです)。
また、XGなどのコンピュータと練習するときはピップカウントは表示しないオプションを選ぶのも良いと思います。
コンタクトが無くなった純粋なランニングゲームは当然ですが、現在のピップ数が、ムーブやキューブアクションに大きな影響を与える局面は多数あります。
ピップを数えることで、正しい判断が出来る可能性は大いに高まります。
バックギャモンを強くなりたいなら、ピップカウントは必須の技術と思う次第です。
でも、mochy の1手目から比較法で数える手法は昔少し練習して、「おいらには無理」と投げ捨ててあったりするおいらです。:-)
こんだけ、偉そうなことを書いたので、練習を再開しようかな。。。。。。
ではでは