日本バックギャモン協会

お聞きしたいと書きましたが、たぶん、非難しているようになると思いますが、お許しください。

今回、Backgammon Aceの盤聖予選というものに参加させていただきました。１ｐのゲームを繰り返しながら、「これが盤聖の予選であってよいのだろうか」と疑問を持ちました。

まず、盤聖位や名人位の規定のようなものはどこに書いているのでしょうか。しっかり調べたわけではないので、簡単には探せませんでした。JBL協会のトップページにある、「盤聖戦」や「名人戦」というのをみても、はっきりとは出ていません。しかし、こうは書いてあります。

盤聖戦とは日本バックギャモン協会が主宰する五大タイトル戦*の一つです。
半年から一年にも及ぶ長い予選を経て、各地区の代表を選抜し決勝トーナメントでタイトルを争います。勝負は11ポイントマッチの3番勝負で行います。名人戦は勝負は25ポイントマッチで行います。

半年から一年にも及ぶ長い予選を経てと書いてあるし、１１ｐや２５ｐとも書いているのに、1週間の１ｐマッチを繰り返して、代表を決定するのはいかがなものでしょうか。また、参加も無料です。他の予選では、それなりの参加費を払います。スポンサーが参加費を持てば、枠はいくらでも増えてしまうのではないのでしょうか。
さらに言うと、協会員でなくても参加できてしまうのも困ります。代表の権利を獲得したら、協会員になってねというのであれば、他の予選だって、それでよくなってしまうでしょう。

ここまでは、Backgammon Aceについて書きましたが、アドミラル、大阪CC、横浜ギャモンDoについても、よくわかりません。北海道でも、「どだんこカップ」という名前で、昨年、長期にわたって札幌例会参加者で遊んでいました。もし、この「どだんこカップ」でも、「代表１枠ください」と言えば、いただけるのでしょうか。もしOkならば、北海道予選以外にも１枠増えて、ちょっとうれしいです。

Backgammon Aceに戻りますが、1位になった方が、日本選手権や王位の参加費分をもらえるというのは、かまわないと考えます。日本選手権の形式が、2～３日間の戦いだからです。また、盤聖や名人に関しても、「各地方の予選に出るための参加費がもらえる」みたいなら納得がいきます。しかし、これで１枠もらえますは納得いきません。

地方予選、ネット予選、アドミラル、大阪CC、横浜ギャモンDo、Backgammon Aceなど、今回はこれで盤聖をやろうとか、名人をやろうとか、どのように決まっているのでしょうか。

どうぞ、教えてください。また、みなさんのご意見なども、ぜひお聞かせください。お願いします。

https://backgammon.or.jp/?page_id=6022

こちらに開催要項がありますね。

「定期的に例会を開催している支部」で「それなりの人数の会員が参加」し「方式を決めて期限までに提出」すれば予選を開催できるようです。
もちろんそれが受理されることが前提ですが。

1枠2万円の価値と考えて参加費等を計算していたかと思います。
よって、枠数が多くなるとそれだけ多く参加費がかかるようになる(もしくはスポンサー負担になる)はずです。
それでも「枠数が増えるのであればOK！」でしたら申請しても良いと思います。支部長経由になるのでしょうか？(そこは私もわかりません)

(Aceはよくわかりませんが)どこの予選も、これに合致した形式で予選は行われているものと思います。
そのため支部やその他の予選によって形式や参加費が違います。

> スポンサーが参加費を持てば、枠はいくらでも増えてしまうのではないのでしょうか。

参加費ではなく、枠の権利を負担する、が正確でしょう。
また、上記の通り形式は申請する必要があるので、「お金はいくらでもあるから100枠ちょうだい！」みたいなものはハネられると思います。
なので実質問題はないと思います。

> さらに言うと、協会員でなくても参加できてしまうのも困ります。代表の権利を獲得したら、協会員になってねというのであれば、他の予選だって、それでよくなってしまうでしょう。

これはその通りですね。参加に関してもJBL会員であることが前提であるべきと思います。
ただしそれだとAceでの予選が事実上不可能になってしまいます。
「予選開始時点でJBL会員でない人が権利取得した場合、後から会員になっても権利行使できない」が落としどころかなぁ…

> 北海道でも、「どだんこカップ」という名前で～

もちろんこれについても、予選という形で形式を決めて申請し、受理されればOKということになりますね。

> しかし、これで１枠もらえますは納得いきません。

その意見はわかりますが、結局強い人は強いし、形式が変わってそれに対応できないというのではどっちみちタイトルは取れないと思うので、特に問題にすることはないと思います。
＃ところでこの1枠はJBL負担？

一週間以上たちましたが、JBLからは、何の返答もいただけておりません。

名人、盤聖というタイトル戦は、特別なものなのではないのでしょうか。
この仕組み（予選から決勝まで）は、しっかりと規定されているものではないのでしょうか。
それとも、毎年、ころころと変わってしまってもよいものなのでしょうか。

＜ここから話を追加しますが＞
王位戦や日本選手権はどうなのでしょうか。
JBLの４大大会であるならば、それも、しっかりと規定されていないのでしょうか。
「ルールの変更」「枠は２枠までよい」など、なんか、腑に落ちない点があります。

今年度、札幌opをやる予定です。現在、北海道支部では、トーナメントのやり方や何ポイントにするかや参加費など、支部長を中心に話をしています。
札幌opだけではなく、大阪op、青森opなど、地方の大会のやり方は、各支部で話し合いをすればよいと思いますし、もちろんそれに従います。
では、王位、日本選手権は、地方op同様に東京支部が決定するものなのでしょうか。それとも、地方大会ではないので、JBLの本部が決定するものなのでしょうか。
私は、王位や日本選手権は、地方大会とは違うと思っていたのですが、結局、同等のものなのでしょうか。

どうぞ、日本バックギャモン協会として、詳しくみなさんに教えていただければと思います。

こんにちは。盤聖戦・名人戦ディレクターの望月正行です。盤聖戦・名人戦の全責任は私にあります。
早く返信できなくて申し訳ございませんでした。

基本的に、plutoさんがリンクしてくださった開催要項に書いてある通りです。

予選のシステムについてですが11pや25pでなくても構いません。各支部で決定した予選方式をディレクターに
あげていただき、許可が降りればその方法で構いません。許可と申しましても、普通の方式であれば確実に許可が下ります。
たとえば、７ｐマッチのシングルエリミネーションとかでも全く問題ありません。５ｐマッチ（レーティング）以上が
望ましいですが、どうしても３ｐマッチのトリプルエリミネーションがやりたい、とかそういう要望があれば前向きに
検討します。各支部で特性ややりたいことがあるでしょうし、それを最大限に尊重します。
じゃんけんできめましたとか、ハイパーギャモンで決めました、とかそういうのをはじくためのものです。

予選の参加費に関しても、同じく決定した参加費をディレクターに申請していただくだけです。
値段は各支部にお任せしてあります。安い支部も高い支部もあります。支部の予算で全額出して、
参加者は負担０、という方式でも構いません。

また、盤聖戦・名人戦に新規で参加したい支部やトーナメントは参加を歓迎いたします。
他の地区の予選に参加していないJBL会員が4人以上いることその他が条件になります。
大阪CCやアドミラルトーナメント、横浜ギャモンDOはこれらの条件を開催時にクリアーしております。
かつ、これらのトーナメントはオープンですので、他の地区の予選に参加している人も含めてJBL会員であれば
誰でも参加できます。
どたんこカップでも、他の地区の予選（北海道予選も含めて）に参加していないJBL会員が4人以上集まると
決まっていれば、当然枠を申請することは可能です。

BackgammonAceでの予選に関しては、方式がその他の予選と比べて簡単とは思いません。
たとえば２５ｐマッチ６人リーグであれば、５試合ｘ５時間＝２５時間の対戦時間が必要です。
Aceでの予選はシングルゲームを３００試合はやらないと優勝できないと思います。（前回の優勝者は５００試合以上やっています）
３００試合ｘ５分＝２５時間ですので、時間数では全く変わりません。
ゲーム数は２５ｐマッチの平均ゲーム数は２５ゲーム程度ですので、２５ｘ５＝１２５ゲームしかやらない前者に比べると
倍以上のゲーム数をこなす必要があります。
ゲームの内容にしても、キューブもあります。ギャモンもありますし、バックギャモンもあります。クロックもあります。
スコアが存在しないこと以外に遜色ありません。

また、JBL会員が前提というのはそれ以外すべての予選に適用されていますが、BackgammonAceでは適用されていません。
実質的にチェックが不可能ですし、そうしてでも開催することに多大なメリットがあると判断しています。
BackgammonAce経由でバックギャモンを始めた人、JBL会員になる人がたくさんいらっしゃるからです。

また、王位戦や日本選手権に関しては、東京で運営させていただいておりますが、JBLのタイトルですので、大きな変更をするときは
当然各支部長その他に相談のうえで決めることになるでしょう。

以上です。

横から失礼します。
望月さんの書き込みに関してほとんどは理解できるのですが、BackgammonAce予選での会員か否かの返答に関しては疑問が残ったので書き込みさせていただきます。

私もBackgammonAceの特性上、非会員の方の参加と予選通過後の会員の登録はメリットがあると思います。
今回外国の方が予選を通過されてJBL会員になられたのも良かったと思います。
ただ、JBLの会員特典の中には「名人、盤聖戦への参加資格が得られる」との記述がありますので、BackgammonAceだけ特例にすることを決めた「判断」をどのようになされたのかが、そこが書いていないのでそれを教えていただきたく思います。
ディレクターの望月さんが決められたのか、それともJBLの運営会議で決めたのかそれを明記していただきたいです。

またBackgammonAce予選の方式についてですが、低いPRでゲームを100試合こなさないとレーティング勝負に持ち込めないという重い形式の予選でした。
これをもっとライトなユーザーの方でも予選通過の可能性があるものに変更の提案をスポンサー殿に提案できたりはしないのでしょうか？望月さんが書かれているようにBackgammonAceが入口でギャモンを始める方が多くいらっしゃるのは確かだと思うので、予選を通過してしまうことで、JBL会員になり、名人、盤聖の本戦に出場してしまい、そのままギャモンに嵌るという道があるとさらにJBL会員の増加の可能性もあると思い書かせていただきました。

返信ありがとうございます。

名人、盤聖のディレクターが、望月さんであるということも分かっていませんでした。申し訳ありません。

大阪、アドミラル、横浜の4人以上というのは、これらに参加表明をしている者ということですか。それとも、参加不参加に関わらず、その地域にいるぞってことでしょうか。

また、開催要項には、枠数の計算方法が書かれていました。地区予選以外のこれらの枠数は、どのように計算されているのでしょうか。それとも、一律1枠なのかな。

それから、望月さんがお答えくださったことは、少なくとも、各地区の支部長は承知しているということでよろしいでしょうか。

質問ばかりなので、意見を一つ。

ぼくは、大阪opや青森op、札幌opなど全国から参戦する地方大会と、4大タイトルとが、繋がっていないことを不思議に思います。

大阪ccやアドミラル、横浜だって、参戦可能なんですよと言われたって、実際には、わざわざそのためだけに行くなんて考えられません。

しかし、地方大会には、わざわざそのために行きます。

ですから、地方大会で優勝した方には、その優勝だけで終わりではなく、4大タイトルのどれかに1枠あげるぐらいあってよいのではないかと思います。その方が、みんな納得するような気がします。

もし、その枠のために参加費が必要なら、それこそ、協会から出すべきではないかと思います。

これが、ぼくの意見です。

所村様
BackgammonAce予選を非会員をOKにした件は東京運営会議で諮って決めています。

BackgammonAce予選の方式に関してご意見ありがとうございました。
方式はスポンサーが決めているわけではなく、会議のうえで決めています。
過去2回でも少しずつ方式を変えていて、運と実力のバランスが良いものを試行錯誤している状態です。
貴重なご意見をありがとうございました。

宇恵様
横浜は他の地区予選に参加していないJBL会員で、参加表明しているものが4人以上いることで枠を与えました。
大阪CC、アドミラルは事前に参加表明する形式ではありませんが、他の地区予選に参加していないJBL会員が4人以上
参加する蓋然性が明らかに高いために枠を与えました。結果としても4人以上が集まっています。アドミラルも同じくです。
これらの枠には1枠しか与えていません。

私は細かいルールや私の中での考え方（それは前ディレクターから引き継いだものでもあります）など様々なことを書きました。
書いたことすべてを支部長全員が把握しているとは思いません。たとえば、上記に書いた大阪CC、アドミラル、横浜枠などの設置理由を
支部長全員に説明し、同意を得る、などというのはディレクションの遅滞を招くだけです。
重要な原則はオンラインに規定としてUPされていますので、支部長は把握していると推察します。

地方OPの優勝者に盤聖・名人の枠を与えるのは全く問題ありません。埼玉OPでは名人戦の枠を与えたと記憶しています。
この時は他地区の地方予選に参加していないJBL会員が4人以上参加することが間違いなし、ということで1枠を与えました。
他の地方OPでも希望があればそうすることは可能です。

望月様　いろいろありがとうございました。

また、10月の総会等で、お話できたらと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。