相手は4ロールポジションで、こちらは11クロスオーバーが必要な形なので、3連続ぞろ目は必須です。さらに1回しかクロスオーバーをミスれないので、次に4以上のゾロ目が必要です(4ゾロが有効になるのは11を振って11/10(3)を含む場合)。
21を振ったときの最善手は5/3,4/3になります。次に黒が6ゾロを振ると仮定すると、このように3ゾロ利く形になります。
添付ファイル:
コメント: 66を振った後の図
MagrielPro1.jpg [ 35.71 KiB | 閲覧された回数 7354 回 ]
66-66-33+
66-55-33+
66-33-55+
の10通りで上がれます(mm+は「m以上のぞろ目」)
11を振った場合、次に6ゾロを振ると仮にわかっていても10通り以上になる動かし方は存在しません(7Plyで解析済み)。
5/3,4/3としてからもう一度1の目を動かすと、6,3Pの駒に触ると33が利かなくなり、5Pに触ると今度は55で損をします(4枚上がれないので33が利かなくなる)。よって、次に6ゾロを振る場合は21が11に優ります。
また次に黒が5ゾロを振ると仮定すると、21で5/3,4/3とすれば
添付ファイル:
コメント: 55を振った後の図
MagrielPro2.jpg [ 35.71 KiB | 閲覧された回数 7352 回 ]
55-66-33+
55-33-66
の5通りになります。11を振った場合は6/3,4/3(または11/8,4/3)とした場合が最大で、同じく5通りになります(7Plyで解析済み)。
・次に6ゾロを振る場合は21が優る
・次に5ゾロを振る場合は21が優るか同等
上記2点より、4ゾロが利かないような11の動かし方では、21(5/3,4/3)に必ず劣ります。
4ゾロが利くように、11で11/10(3)を含むように動かす場合はしらみつぶしに数えます。
続く