6のダイレクトショットはシングルショットの中でも最大でヒットできる確率は50%(17/36=47%)近くもあります。
シングルショット 1-6,2-6,3-6,4-6,5-6,6-6 の11通り
コンビネーション 1-5,2-4,2-2,3-3 の6通り
図4-3-2の後は図4-3-3のようにクローズアウトします。
☆ダイレクトショット
6ピップ以内、つまり1個のダイスでもヒットできるショットをダイレクトショットという。ここを境に危険度が大きく変わる。
図4-2-1の場面で緑がいつも6の目を振るとは限りません。図4-4-1は緑が6-3の代りに5-4を出した場面です。図4-3-1のように13→8→4とムーブするひとはいません。緑はブロットを発生させないようにインナーボードの駒を動かします。
つぎに、白が6-2を出し、8→2、5→3とムーブしたものが図4-4-2です。このときもし8ポイントの駒がなければ、図4-4-3のように18→16→10とフォーストムーブになりブロットが発生して逆に緑にショットチャンスを与えることになってしまいます。
このような悲劇を招かないために、つまり6の目によるフォーストムーブを避けるために、アウターボードに駒を残して措きますおきます。この駒をプレイヤフルシックスといいます。
バーポイントゲームの成否はこのプレイヤフルシックスを終盤まで相手より多く残せるかどうかにかかっています。
また、バーポイントゲームにはもう一つのオプションがあります。発生するかどうか分からないブロットを待つよりも、5ゾロ、4ゾロを出して図4-5のようにさっさとランニングゲームに移行することができます。
このようにバーポイントゲームは常にランニングゲームを意識しながらも相手より進み過ぎないように心掛けることが肝要です。
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図4-5
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次回はハイアンカー(ゴールデンポイントゲーム)についてもう少し詳細に説明します。