日本バックギャモン協会

北海道の皆上強志氏がお亡くなりになりました。
２０１３年１２月初旬、会社で倒れられてそのまま帰らぬ人となりました。
死因等については詳しいことは協会の方では把握しておりません。

氏は王位戦タイトル保持者で、日本を代表するプレイヤーであるとともに、
コンピューターを利用した解析にかなり早い時代からとりかかった研究家でもありました。
氏の寄稿や著述は多くのプレイヤーに影響を与えました。
お悔やみ申し上げます。

日本でのタイトル戦獲得歴
１９８６年　第１６回日本選手権優勝
１９９６年　第２６回日本選手権優勝
１９９８年　第５期王位戦優勝
２００１年　第７期名人戦優勝
２００２年　第８期名人戦優勝
２００６年　第１２期名人戦優勝
２０１１年　第１８期王位戦優勝
２０１３年　第２０期王位戦優勝

世界での主な成績
２０１１年　The 36th World Championship Team tournament 優勝（片上大輔氏、那須雅彦氏とともに）
２０１２年　International Backgammon Championship優勝
２０１３年　Chicago Open Giants Invitational Tournament 準優勝
　　　　　　 Chicago Open Main 3rd-8th place 入賞

非常に残念なお知らせで大変ショックです．

皆上さんは私の研究室の先輩にあたり，皆上さんが研究室にバックギャモンを広めてくれたことが
数年後，私が覚えるきっかけになりました．皆上さんがいらっしゃらなければ私がバックギャモンの
世界に入っていなかったことと思います．

ダラスのワールドカップという大会に一緒に参加したこともありました．また，１９９６年の日本選手権では
決勝戦をともに戦ったこともありました．

同じ札幌ということもあり，当時１枠しかなかった盤聖や名人の代表枠を二人で争っていた時期も長かったですが，
負けてしまうことが多く，私にとっては大きな壁であり，常に追ういかける存在でした．皆上さんとの想い出はあまりに
多くすべてを書き出すことはできません．

最近は体調が悪そうで心配しておりましたが，今回の訃報に触れて非常にびっくりしています．
現役のタイトルホルダーとしてまだまだ元気で活躍されたであろうと思うので本当に残念でなりません．

心よりご冥福をお祈り致します．

急な訃報で驚きました。

96年の日本選手権は僕のデビュー戦で、
準決勝で山本さんに負けたんですが、

山本さんを応援する中でも、ここまで表情豊かに応援せんでも（と、当時むかつきましたが　笑）、
思ったのが皆上さんでした。

その後も名人戦の決勝で当たったり、色々対戦させて頂きました。
ご冥福をお祈りいたします。

個人的に、毎年モナコとシカゴで部屋をシェアさせていただきました。

いつも他の方に気を使う方で、ベッドメイキングをするメイドさんにまでプレゼントを用意して、
枕元に置く方でした。日本から炊飯器を持ち込み、朝ごはんを毎食作ってくださいました。
他の日本人でも恩恵にあずかった方は多いのではないでしょうか。

プレイヤーとしても抜群の実績を残し、かつ数々の記事で多くのプレイヤーを
助けてきた方でした。
2awayでの考え方を書いたJBLニュースの記事（おそらく１０年以上前）は
今でも記憶に残っていて、使い続けています。

私は過去に決勝戦で３回全て負かされています。（名人戦、名人戦、王位戦）
他にそんなプレイヤーはいません。海外の大会でも何度もやられた記憶があります。
PRを超えた強さを持つ方でした。
二度と教えていただく機会は無くなってしまいました。。。

ご冥福をお祈り申し上げます。

トーナメントディレクターをなんども努めましたが、１、２に印象に残るプレイヤーでした。

もう10年以上前と思いますが、観戦していた望月さんとの試合での16倍キューブ。
シビック近くのとんかつ屋。
昨年王位戦での景山さんとの16倍キューブ。
他にもいろいろありますが、印象深いプレイヤーでした。

会報のネタに困っているときも原稿を送ってくれて、とてもありがたかったです。
皆上さんの遺稿となりますが、原稿を一本預かっているので、今回の会報に使いたいと思います。


残念でなりません。

ご冥福をお祈りいたします。

皆上さんが亡くられたのは昨年末でした。
その頃ご健康を損なっているのではないかと私がご自宅にお電話した時に
亡くなられた事実を奥様よりお伺いしました。
一番下のお子さんが高校受験という多感期をご家族と共に静かに乗り越えさせたいという
奥様の切なる希望をご丁寧にお手紙でもいただき、一般的な発表を控えておりました。
死因は脳卒中とお伺いしております。

２日の日曜日の夜に奥さまからご連絡があり無事に今週合格発表があるということで５日の水曜日に公にさせていただきました。

この件に関しましては多くの方が皆上さんの安否を心配する中、事務局の一部で止めておりました事ご理解いただきたくお願い申し上げます。

今年の王位戦では現タイトルホルダーである故人を偲んでいただきたく協賛させていただきたいとの奥さまからの申し入れもございます。

みなさま、よろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下平憲治

訃報に驚き、色々思い出していました。

十数年前、中州でやっていた福岡例会に来られた時のこと。
２００３年、私が初めてラスベガスのトーナメントに参加した時、応援して頂いた時のこと。
ラスベガスのトーナメントで、対戦相手に笑顔でプレゼントを渡されていた時のこと。
昨年のシカゴオープン。（決勝戦、和食、散歩）
公式戦では２０１２年に一度しか対戦していないこと。

また対戦できるのを楽しみにしていたのですが、、、、、

ご冥福をお祈りいたします。

皆上強志氏が急逝されました。

皆上氏は現王位（2013年）であり、
長年トッププレーヤーとして活躍されてきました。
日本バックギャモン協会の活動にも
大会へのご支援、ＪＢＬニュースへのご自身の研究の投稿など
多大なご尽力、ご協力をいただいておりました。

私個人としても思い出はつきません。
大会ではいつもスタッフに心遣っていただきました。
訃報に接した時の衝撃は大きく、にわかには信じられませんでした。

皆様へのご報告が遅くなりましたことにつきましては申し訳ありません。
ご遺族のご意向もありました。ご了承ください。

心よりご冥福をお祈りいたします。

日本バックギャモン協会　
代表　桑門昌太郎

検索していたらこんな記事に当たりました。
https://backgammon.or.jp/jbl99/essy/minakami1.html

凄く、ショックです。
皆上さんとは同世代で彼が８６年に日本チャンピオンになった時、同じ会場にいて
存在を知りました。

フェスや王位戦でお会いしたら挨拶と軽く言葉を交わす程度ですが、必ずニコッと笑ってくれて
その笑顔が人柄を思わせます。

自分が早めに仕上がったときは意識的に皆上さんの試合を観るようにしてました、その
強さはどこにあるのかをとても参考にさせていただきました。

まだまだお話したかったこともありましたのに、残念でなりません。

心よりご冥福をお祈りいたします。