トーナメントに行こう編


トーナメントに出かけよう

 バックギャモンってゲームは、あなたが思っているよりポピュラーなゲームです。テニスやF1レースのように、毎週どこかの都市で国際トーナメントが開かれています。
  バックギャモンの特徴は、テニスやF1レースと異なり、観戦するより、自分でプレーして楽しむゲームです。
   ほとんどの国際大会はプロフェッショナルも参加するメイントーナメントの他に、中級戦(Intermediate)と初級戦(Beginner)を併設しています。
 バックギャモンの大会は楽しい社交場なのです。
モンテカルロ遠征記参照

試合形式

 バックギャモンの試合は、ポイントマッチという形式で行なわれます。囲碁やチェスのように1ゲーム勝てば1人勝ち抜きとという形式ではなく、バレーボールのように決められた点数を先に取った方が勝ち抜きとなります。ジュースはありません。
 一般に1ゲームは数分で終わりますが、勝ち方により得点が異なります。これはバックギャモン特有の魅力です。

点数の数え方

 ゲームの勝ち方には3種類あります。

 普通に相手より先に全部の駒を上がりにした場合は"1倍"勝ちです。
 注意!
 1個差でも14個差同じ点数です。上がり枚数は関係ありません。


図1−1

 相手がまだ1個も上がっていない内に全部上がった場合は「ギャモン勝ち」といって"2倍"勝ちです。


図1−2

 また、さらに相手の駒が、まだ1個も上がっていなくて、自分のインナーボードにある内に全部上がった場合は「バックギャモン勝ち」といって"3倍"勝ちです。


図1−3

ダブリングキューブって?

 前項の表現に注意して下さい。勝ち方は「○点勝ち」ではなく「○倍勝ち」となっています。
 これは図中の右にある□に関係があります。
 この□を「ダブリングキューブ」といいます。
 ダブリングキューブには「2、4、8、16、32、64(絵や文字)」が刻まれています。  ダブリングキューブの大きさによって得点が決まります。もし、ダブリングキューブが「2」でギャモン勝ちをしたなら、2の2倍で4点勝ちとなります。(図2)


図2

それでは、トーナメントに参加する前にダブリングキューブの使い方からマスターしましょう。


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