ゲーム開始時にはセンター(図3)に置きます。
プレーヤー相互の真ん中であれば、右でも左でも構いません。
各ゲーム開始時の基礎点は1点です。ところが、ほとんどのダブリングキューブには"1"は刻まれていません。そこで、キューブによって異なりますが、"1"の替りに"64(絵や文字)"を上向きに置きます。(本編では空欄としておく)
図4の場面で白の手番です。
このとき、白はダイスを振る前に、ダブリングキューブを手に取り、"2"を上面にし、「ダブル」と発声しながら相手に差し出すことができます。
これはゲームの基礎点を2点にしようという提案です。ポーカーのレイズと同じようなものです。 ダブルをされた黒は"2"の提案を受け入れるか否か決めなければなりません。
ダブルを受け入れる場合は、「テイク」と発声して、ダブリングキューブを手前に引き寄せます。ゲームは続行です。
ダブルを拒否したい場合は、「パス」と発声します。ゲームは途中ですが、ダブルを提案した方(この場合は白)に1点加算し、そのゲームは終了となり、スコアーをつけ、次のゲームの準備をします。
注意!
ダブルしようかどうか迷っている時に、不用意にダブリングキューブを触ってはいけません。相手は、ダブルするものとして受け取ります。
さて、この場合どうしたらよいでしょうか。
白はダブルすべきでしょうか?
黒はテイクできるでしょうか、パスしなければならないでしょうか。