以下大会に出場する選手を紹介します。日本代表選手の活躍にぜひご期待ください!
(掲載情報は2026年8月4日時点)

2022年、日本代表ナショナルチームはベニスで開かれた世界チーム選手権の決勝でイタリア代表に敗れました。
あと一歩。その一歩に届くべく、今年の日本代表ナショナルチームは三名のタイトル保持者を含む六名でロンドンへ向かいます。
岡美穂キャプテン率いる日本代表女子チームは、タイトル保持者や昨年のMonte Carlo Open Intermediate優勝者を含む四名の精鋭で世界に挑みます。
バックギャモンという途方もなく面白いゲームをプレイできる喜びを胸に、「国を代表する」という特別な言葉に気負うことなく、しかし覚悟をもって盤の前に座る。
二つの日本代表チームは、ロンドンで頂点を目指します。

高知県出身
BMAB Grandmaster G0
JBSレーティング5位
JBSタイトル通算11期
2024 第31期王位戦 優勝
2018 第24期名人戦 優勝
2015 第22期王位戦 優勝
■もっとも印象に残っている試合
田中達也さんと組んだモナコの世界ダブルス決勝戦(2013年)。
当時の世界選手権は運営がグダグダで、最終日の深夜1時くらいから準決勝が始まった。それが終っても反対側の準決勝がまだ始まっていなかったので、宿へ戻って荷造りをする(翌日帰国)。それからまた会場へ戻り、朝の4時くらいから決勝戦を行い、そして勝った。もちろん表彰式は7時間以上前に終わっていた。
■ギャモン信条
準備が9割
■望月 正行選手とは
「世界ナンバーワン」。何がすごいかといって、バックギャモンを始めて10年以上経ってから、さらに実力を大幅に伸ばした。その秘訣を是非教えてほしい。

千葉県出身
BMAB Grandmaster S2
JBSレーティング8位
JBSタイトル通算9期
2024 第52回日本選手権 優勝
2023 第29期盤聖戦 優勝
2021 世界選手権 優勝
■もっとも印象に残っている試合
モナコの世界選手権決勝戦(2009)。
すごい緊張して始まった。途中、無難で正しそうな手とクリエイティブだがブランダーの危険性も高い手があり、無難な手を選ぼうとした。その時に、チャンピオンは勇気を見せなければいけない、と言う言葉を思い出した。バックギャモンは無難な手だけ指し、冒険しなくても勝てることもあるゲームだが、そんなチャンピオンでいいのかと、自分を捨てることができた。結果はその手が最善だったし、それ以降、伸び伸びとプレイできた。
■ギャモン信条
後悔しない。やるべき事は目の前にある。
■田中 準一選手とは
田中さんといえば名人。感情に流されず、淡々と最善手を探し続けられる人。

兵庫県出身
BMAB Grandmaster G3
JBSレーティング14位
JBSタイトル通算3期
2025 第6期賽王戦 優勝
2017 第23期名人戦 優勝
2014 第20期名人戦 優勝
■もっとも印象に残っている試合
2017年の名人戦決勝戦。
自分が名人を獲った試合だが、中盤までシーソーゲームだったのに、最後のゲームは4倍ギャモンになった。
途中まで接戦でも、終わる時はあっさり終わるギャモンの残酷さを見たような試合だった。
■ギャモン信条
平常心
■泉 良祐選手とは
こんなタイトルが似合う人↓
『見た目はプリティ、プレイスタイルはギルティ』

千葉県出身
JBSレーティング10位
JBSタイトル通算1期
2025 第31期名人戦 優勝
2025 第26回大阪オープン 優勝
2026 第54回日本選手権 ベスト4
■もっとも印象に残っている試合
2025年大阪オープン1回戦。
マッチ勝率1%に満たない場面。長考の末唯一5ゾロで3枚上がれる手を選択したら次の目が5ゾロ。
そのゲームを大逆転してマッチ勝ち。そのまま6連勝で優勝。
これがなければ去年の飛躍はなかったし、どんな場面でも諦めてはいけないと改めて痛感した試合。
■ギャモン信条
ゴン攻め
■斎藤 和弘選手とは
「試合巧者」。解析的な判断だけでなく、試合の流れに合わせて
自在に戦うのが上手いイメージがあります

北海道出身
JBSレーティング46位
JBSタイトル通算1期
2025 第32期王位戦 優勝
2024 第1回マカオオープン 準優勝
2023 第30期王位戦 ベスト4
■もっとも印象に残っている試合
2024年の第1回マカオオープン決勝。
初の海外大会で、初のオープンクラス決勝、しかも試合会場は世界遺産。非常に貴重な体験をできた。
試合自体は0-11と完敗だったが、0-9で打ったダブルはまさに「自分のギャモン」を見せられた瞬間。配信アーカイブで是非見てほしい。
でも、第1回大会だったし、今でも「優勝したかった」と思うんだよなぁ…
■ギャモン信条
勝つまで殴れば負けません
■高橋 勇樹選手とは
大事なところでいつも当たる。同レベルの実力帯では絶対に負けたくない人の1人。

埼玉県出身
JBSレーティング75位
2023 第30期王位戦 準優勝
■もっとも印象に残っている試合
2023年王位戦決勝戦。
序盤0-7と一方的にリードされるが、出目よく7-7のイーブンにまで盛り返します。その時に、対戦相手の上田さんが不敵に微笑みながら、「これで面白くなりましたね。」とつぶやかれたのが忘れられません。
■ギャモン信条
人事を尽くして天命を待つ
■岡 美穂選手とは
いつもポジティブに女子チームを引っ張る、頼りになるキャプテン

徳島県出身
JBSレーティング217位
2024 Women’s World Championship 優勝
■もっとも印象に残っている試合
UBC2023決勝の望月vsサンダーの死闘はいまも鮮烈に記憶に刻まれている。勝率わずか5%という絶望的状況から、望月氏がみせた逆転劇はまさに壮絶の一言だった。ギャモンを始めたばかりの自分に、このゲームの真の恐ろしさと、それを凌駕する魅力を教えてくれた一戦。
折れない心が奇跡を起こす瞬間を目の当たりにし、言葉にできない感動で体が震えた。この試合の観戦が、私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
■ギャモン信条
盤上不屈
■中村 順子選手とは
こんなタイトルが似合う人↓
『大阪が生んだBGクィーン~6ゾロの女、世界を覇す』

大阪府出身
JBSレーティング33位
JBSタイトル通算4期
2026 第7期賽王戦 優勝
2008 第14回ジャパンオープン 優勝
2007 第37回日本選手権 優勝
■もっとも印象に残っている試合
篠さん夫婦が日本選手権で夫婦対決をしていたのを会報で見て、いつかは私達夫婦も日本選手権の決勝の舞台で対戦したいと願っていた。なんと、20年後にそれが実現する。篠さん夫婦は篠さんがチャンピオンになられたが、私達は私がチャンピオンになってしまったのが印象に残る試合である。
■ギャモン信条
諦めない心
■高橋 和選手とは
こんなタイトルが似合う人↓
『勝負の世界に生きる人。常に前を向いている人。』

神奈川県出身
JBSレーティング82位
2025 Monte Carlo Open Intermediate 優勝
2026 第3回女王戦 ベスト4 (進行中)
■もっとも印象に残っている試合
2025年MONTE CARLO OPEN決勝戦。
追いつかれて窮地に追い込まれたときに出した5ゾロ。
あれは今でも周りで応援してくださった皆さんが振らせてくれたものだと信じています。
■ギャモン信条
勝負を見極める
■上野 友利加選手とは
こんなタイトルが似合う人↓
『女子チームのムードメーカー。楽しみながら勝つ!』

ワシントン州・大阪府出身
JBSレーティング176位
2026 第3回女王戦 ベスト4 (進行中)
■もっとも印象に残っている試合
私がまだ青かったある夏の日ニューヨークでダブルスの大会に出ました。思いがけずマッチは4時間を超えても終わらず次の日の朝7:30開始に持ち越され、空腹と眠気にバックギャモンは修行なのか?!と悲しい気持ちと持ち前の勝ちたい気持ちを両立しながらカップを振りました。それまでの私はバックギャモン=社交ツールとして楽しんでいたのでそのマッチ中に湧き上がった心理は強烈で、そこで培った諦めない心は去年のセルビアの大会で活かされ、どんでん返し逆転勝ちをしました。それを見ていた人からその後サイコロを貰い以来ラッキーダイスとして活躍中なのでロンドンにも持って行きます:)
■ギャモン信条
ここからひっくり返せるから大丈夫
■景山 充人選手とは
みんなの兄貴分💚試合中も目を細めて笑顔を見せているがその隙間の奥には対戦相手の涙を生む手を印刷済み。

大阪府出身
JBSレーティング1位
JBSタイトル通算5期
2024 第30期名人戦 優勝
2020 WBIF World Team Championship 優勝
2026 UBC Contender 優勝
■もっとも印象に残っている試合
大一番ではありませんが、私が盤聖位を取った第25期の予選リーグ、名城さん戦です。9pマッチ2セット先取、私が最初のセットを取り2セット目6-0/9p、2倍を引いている最終盤、大優勢でこちらの手番。「8-0にすればほぼ勝ったようなもの、ここはリスクを犯さず慎重に」という意識の元、リダブルパスを取り損ね、結果このゲームを落とします。その後2セット目、3セット目も取られて負け。大優勢のときも緩まず決めるべきところで決めなければ容易に逆転され得ると心に刻みました。
■ギャモン信条
変えられるものに注力し、変えられないものは受け入れる
■コーチとして
個々の戦術論に留まらず、心構えとか対局姿勢など、ベースとなる考え方について触れる場をいろいろ用意しました。実戦でその成果が結果に現れることを祈っています。
WBIF(World Backgammon Internet Federation)のイベントは、ハイレベルな大会からカジュアルな試合まで幅広く行われており、海外遠征が容易でないプレイヤーでも世界と戦えるチャンスです。 中でも世界各国の代表チームが5人団体で戦うWBIF World Team Championshipは、オンラインで行われることもあって、最近は40カ国以上による対抗戦となっています。
日本は2020年に当時33カ国参加の中で優勝したあとはパッとしない結果なので、そろそろ良い巡り合わせが来るのではないかと期待しています。勝ち進めるように選手一同、一手一手を大切にプレイしたいと思います。

千葉県出身
BMAB Grandmaster G3
JBSレーティング31位
JBSタイトル通算1期
2023 第29期名人戦 優勝
2020 WBIF World Team Championship 優勝
2026 世界選手権 ベスト4
■もっとも印象に残っている試合
いくつかありますが、上田さんと決勝で戦って名人戦で優勝した試合は強く印象に残っています。ほとんどギャモン負けの3枚オンザバーから5ゾロの3枚エンターで逆転したゲームは運ではありますが忘れられない展開でした。
■ギャモン信条
知る者は好む者に如かず、好む者は楽しむ者に如かず

東京都出身
BMAB Grandmaster G1
JBSレーティング13位
JBSタイトル通算3期
2019 第49回日本選手権 優勝
2015 第21期名人戦 優勝
2020 WBIF World Team Championship 優勝
■もっとも印象に残っている試合
2000年1月GamesGrid上のマッチで(局面1)から逆転されて、リダブルテイクの局面が発生しマッチ負けでした。とんでもなく運が悪いだろと思っていたが、同年8月GamesGrid上のマッチで(局面2)から負けました。14枚上がりで相手のボードがクラッシュしてる状態から負けるなんて割と良くあることなのかな?と思い直したが、それから四半世紀過ぎたがただの一回も起きていない。


■ギャモン信条
特に考えたことは無いが、いつも同じ様にプレイしたい

広島県出身
BMAB Grandmaster G2
JBSレーティング55位
2024 第52回日本選手権 3位
2025 World Club Championship 準優勝
■もっとも印象に残っている試合
UBC 2022 決勝(望月正行 vs Sander Lylloff)
バックギャモンを始めて半年ほど経った頃、東京で行われたこの決戦の棋譜取りをする機会に恵まれました。当時は盤上で起きていることのほとんどを理解できていませんでしたが、二人の最高峰のプレイヤーによる激闘を目の前で体感できたことは貴重な経験でした。惜しくも敗れた望月さんの言葉、そして翌年の見事なカムバックまで含めて、プレイヤーとしての姿勢を学ばされた自分のギャモンの原点ともいえるシリーズです。
■ギャモン信条
凡事徹底

東京都出身
JBSレーティング9位
JBSタイトル通算1期
2016 第46回日本選手権 優勝
2023 第2回棋聖戦 優勝
2018 第24期名人戦 準優勝
■もっとも印象に残っている試合
2016年日本選手権決勝(日野雄之vsMatt Cohn-Geier)。
初のオープンクラス決勝の舞台でしたが、緊張せずに臨めたことを覚えています。7-0から12点連取されたこと、4away-4awayで会心のリダブルを打てたことが印象に残っています。あの時にタイトルを獲得したことが、バックギャモンに対する向き合い方を変えました。フラットな姿勢で試合に臨むことを徹底するようになったきっかけといえる対戦でした。
■ギャモン信条
平常心

神奈川県出身
JBSレーティング19位
2025 第31期名人戦 準優勝
2026 第7期賽王戦 ベスト4
2024 WBIF Champions Cup 優勝
■もっとも印象に残っている試合
Champions Cup2024 Round11のDMP
絶望的なランニングゲームになったため、負けを覚悟し回想していた。そんな中自分の6ゾロが出て、相手もゾロ目2連発。
二転三転した結果、ラストロールでゾロ目を出し勝利。
勝った後呆然としてしまったのを覚えている。
■ギャモン信条
勝つことよりも楽しむこと

大阪府出身
JBSレーティング23位
2026 第27回大阪オープン 準優勝
2023 第29期王位戦 ベスト4
■もっとも印象に残っている試合
2023年のモナコチャレンジ決勝。
リードを許す展開だったが、明るい未来が待っているという不思議な確信があった。知識も技術もなかったが、最後は気持ちで押し切った。
私の人生を変えた一戦。あのDMPを落としていたら、間違いなくバックギャモンは続けていなかったし、皆さんにお会いすることもなかったと思う。
■ギャモン信条
つよいきもち