はじめに

ランニングゲーム

プライミングゲーム

ブロッキングゲーム

   バーポイントゲーム
   ハイアンカー(ゴールデンポイントゲーム)
   ローアンカー(エースポイントゲーム)
   バックゲーム 

ブリッツ 

(順次公開して参ります。どうぞおたのしみに!)

 

 

はじめに

ここでは、ルールを覚えたての初心者を対象としたバックギャモンの基本戦略などについて解説していきます。

 

 

ランニングゲーム

バックギャモンの基本はレース(競争)にあります。多くのゲームは終盤レースになります。ここではレースの判定のしかたと簡単なカウント法を示します。

図1ではどちらがレースで勝っているでしょうか。ひと目で分かりますか。分からないときは数えるしかありませんね。レースの要所では上級者でも相手を待たせてカウントします。

図1

図2 

図1のピップカウント

赤のピップカウント

3×2= 6
4×3=12
5×3=15
6×4=24
8×3=24


合計=81
白のピップカウント
3×3= 9
4×2= 8
5×3=15
6×3=18
8×2=16
13×2=26


合計=92
 
 

レースをカウントする単位をピップといいます。
ここでは赤は81ピップ、白92ピップです。
ピップカウントの少ない方(有利な方)をリーダー、多い方をトレーラーといいます。赤が勝っていますね。
図1は図2のポジション(駒の配置)から5ゾロを出したときに、18ポイントの駒を2個とも18/13/8と進めるべきかを判断するときにピップカウント(合計)を計算します。赤が勝っているので、図1のようにムーブします。このように全部の駒がすれ違っている状態をノーコンタクトといい、この作戦をランニングゲームと呼びます。

 

簡易な計算方法

図3のように相手と異なる位置の駒だけカウントとすると早く判定することができます。

赤:4+6+8=18
白:3+13×2=29

図3


次回はプライミングゲームについてです。お楽しみに。