Monthly Archives: 2月 2026

2/7(土) 埼玉例会[活動報告]
2026年2月23日

2月になりました。節分がありました。春らしい暖かな日々がやって来ました。と思ったら一転真冬に逆戻り、チラッと雪が舞います。そう言えば、2月が一番寒い季節だったっけ。にしても季節が目まぐるしく動きます。
政治の世界も慌ただしくて、衆議院選挙が行なわれます。その前日の2月7日の、越谷サンシティ第1会議室で埼玉例会です。

2時半頃からの会場の設営は、滝沢さんや川上さんにお手伝い頂きあっと言う間に完了しました。今月も滝沢さんから、オヤツのキットカットが差し入れられました。オヤツは、お煎餅やビスケットやチョコレート等々いっぱいです。今季最後の収穫の、朝採り野良ミカン(たぶんハッサク)もカットしました。

会場の会議室のお隣は期日前投票所。以前も同じ状況を経験し、投票帰りに窓越しに会議室を見て歩く人々が大勢いましたが、素通りして行くだけで普及したいと思ったのでした。それでカレンダーの裏に「バックギャモン体験会場」と書いて会議室の窓に貼ってみました。

効果てきめん、一組の家族が入って来てくれました。家にもボードがあるそうで経験者です。そこにもう一組の家族が、親子で対戦したいと入って来てくれました。例会に遊びに来てくれているメンバーがレクチャーしてくれます。そしてもう一人、全く無経験の女性が入って来てくれました。4枚のボードそれぞれでバックギャモンの魅力が拡がります。都合9人が、バックギャモンと埼玉例会を少しだけ経験して楽しんでくださいました。またいつか遊びに来てくれたら嬉しいです。来月からもバックギャモンの言葉だけは告知しようかと思いました。

今月もタイトルマッチが行なわれました。髙橋タマオーが岡谷さんの挑戦を受け、3度目の防衛をしました。来月の挑戦者は滝沢さんです。

先月行なわれなかった決勝トーナメントですが、今月は参加券保持者の参加があり、川上・江口・西村・古庄の4名で5ptのトーナメント戦の結果、江口さんがタマオー挑戦権を獲得しました。

ブリッツは4枠組まれ、滝沢・髙橋・西村の3名が決勝トーナメント参加券をゲットしました。

リーグ戦は6試合行なわれました。

バックギャモンフェスティバルで何回か勧誘していた初参加を含めた、14人で戦われたラウンドロビンの上位の結果は
1位 川内 7-6 +14
2位 滝沢 7-5 +10
3位 古庄 6-3 +8
4位 増田 6-2 +7
5位 鷹觜 8-8 +6
6位 江口 6-2 +4
7位 深澤 4-5 ±0

今月は、桜えびやわさびのお菓子やイワシ煎餅にマシュマロ等々、統一感の無い景品各種をお持ち帰り頂きました。

会議室の準備や片付け、そして体験会に参加してくださった方々へのお世話等々、埼玉例会に参加してくださっている皆さんに改めて感謝します。

打ち上げの香港亭は6人。店長から食用花を飾りつけた一品がサービスがされました。寒いので2人がソフトクリームに参加しませんでした。

次回の埼玉例会は3月14日15時、第2会議室です。ミラノの冬季オリンピックでは、ノロウィルスによる感染症が流行ってしまったようです。これからは花粉症も猛威をふるってくる季節になります。各種感染症予防をしっかりやって、越谷でお待ちしています。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 深澤・岡谷・髙橋
文責 : 乙部(朱)
編集 : 髙橋

聖徳学園小学校でのバックギャモン授業レポート(2026年2月)
2026年2月21日

 春の気配が整い始めた2月16日、東京都武蔵野市の聖徳学園小学校にて、通算5回目となるバックギャモン特別授業を開催しました。当日は日本バックギャモン協会代表の望月正行プロをはじめ、計8名のスタッフが4年生の児童たちと盤を囲みました。聖徳学園小学校では50年以上にわたり、論理的思考力や集中力を養う独自の知能訓練を導入されていますが、この伝統あるカリキュラムの中でバックギャモンが重要な役割を担い続けていることを、協会としても大変光栄に感じております。

 今回は、新たに就任された古賀教頭先生のご指導のもと、児童たちは事前に当協会が監修した遊び方ガイドや動画を活用して基本ルールやマナーを身に付けていたため、当日の授業ではルール確認を最小限にとどめることができました。これにより、90分という限られた時間の中で、世界ランキング1位の望月代表から一歩踏み込んだ戦略的エッセンスを伝える貴重な時間を確保することができました。


 当日の授業は、以下の流れで進行しました。

① 導入(7分)
② 初期配置と進行方向(5分)
③ ルールのおさらい(8分)
④ サイコロのふり方・試合のはじめ方(5分)
⑤ 達人から教えてもらおう(15分)
⑥ 講師との対局(50分)

 まず、クイズや歴史の豆知識を交えた導入で場を盛り上げ、続く「初期配置と進行方向」のセクションでは、今や初心者向けの指導時の定番となった二つ折りのインストラクションカードを活用することで昨年以上にスムーズな進行を実現しました。その後、基本となる「7つのルール」をおさらいし、「サイコロのふり方・試合のはじめ方」で実際に手を動かしながら対局への準備を整えました。さらに「達人から教えてもらおう」のセッションでは、戦略的なブロック作りの特訓や、有効な手が打てない時の対策を伝授し、児童たちはトッププレイヤーの視点を吸収しようと真剣な表情で耳を傾けていました。

 授業のメインとなった講師との対局では、直前のセッションで学んだばかりのブロックを作ろうとする姿勢が随所に見られ、その上達の速さには目を見張るものがありました。対局中にスタッフが助言をしようとすると、「自分で考えたいから教えないで」と自立心あふれる頼もしい返答が返ってくる場面もあり、勝利を目指して懸命に知恵を絞る子どもたちの姿には、教育ツールとしてのバックギャモンの可能性が凝縮されていました。運の要素があるからこそ、大人に対しても「勝てるかもしれない」という希望を持って挑み、たとえ劣勢でも来たるべきチャンスを待つレジリエンス(困難な状況に直面しても折れることなくしなやかに立ち直る力)が着実に育まれていることを確信しました。

 今後は、5月5日に開催されるバックギャモンフェスティバルの小学生選手権の案内や、先生方がより円滑に事前指導を行えるような公式テキストの提供などを通じて、校内でのバックギャモン文化をさらに支援していく所存です。授業を支えてくださった聖徳学園小学校の先生方に深く感謝申し上げるとともに、この学び舎から未来の世界チャンピオンが誕生する日を心より楽しみにしています。

 日本バックギャモン協会では、教育機関・企業・各種団体を対象に、出張授業や講演会、講習会を開催しております。ご興味のある方は当協会(support@backgammon.or.jp)までお問い合わせください。

2026年のイベントおよびタイトル戦開催日程について
2026年2月16日

本年のJBS主催イベント・タイトル戦は以下の日程にて開催いたします。
また、一部タイトル戦について、大会方式等を変更しますので、あわせてご案内いたします。

【イベント】

■第27回大阪オープン
日程:3/7(土)~3/8(日) 2日間
会場:大阪市中央公会堂(大阪府大阪市)
https://open.backgammon.osaka/

■UBC JAPAN 2026
日程:4/29(祝水)~5/2(土) 4日間
会場:赤坂バックギャモン道場(東京都港区)
https://ubcjapan.com/

■BACKGAMMON FESTIVAL 2026
日程:5/3(日祝)~5/5(火祝) 3日間
会場:大崎ブライトコアホール(東京都品川区)
https://festival.backgammon.or.jp/

■第5回名古屋オープン
日程:9月実施予定(9/19~21で調整中)11/21(土)~23(祝月) 3日間
会場:調整中
※20年ぶりの開催。日程、会場について、決定次第ご案内いたします
※3/1追記 日程を11月に変更いたしました

■BACKGAMMON CLASSIC 2026
日程:10/10(土)~10/12(月祝) 3日間
会場:ワイヤーズホテル品川シーサイド(東京都品川区)
https://ouisen.backgammon.or.jp/
※11月上旬に三連休が無くなるため、日程を移動いたします

【タイトル戦】

■第32期名人戦
予選:1/1(木)~6/28(日) ※プレーオフ含む
本戦:7/1(水)~12/28(月)
https://backgammon.or.jp/?page_id=6022

■第54回日本選手権
本戦:5/3(日祝)~5/5(火祝)
https://backgammon.or.jp/?page_id=71591
・主な変更
2ステージ制(8試合3敗失格制スイス式+シングルエリミネーション)で実施

■第5回棋聖戦
本戦:5/4(月祝)~5/5(火祝)
https://backgammon.or.jp/?page_id=71619

■第3回女王戦
予選:5/15(金)~8/14(金) ※プレーオフ含む
本戦:8/15(土)~10/28(水) ※決勝をライブで実施する場合は10/10(土)
https://backgammon.or.jp/?page_id=69944

■第15回新鋭戦
予選:5/15(金)~8/14(金) ※プレーオフ含む
本戦:8/15(土)~10/28(水) ※決勝をライブで実施する場合は10/10(土)
https://backgammon.or.jp/?page_id=70011
・主な変更
各予選の枠配分を変更し、本戦を16枠シングルエリミネーションで実施
統一予選を3敗失格制スイス式に変更
枠獲得数上限撤廃

■第33期盤聖戦
予選:7/1(水)~12/28(月) ※プレーオフ含む
本戦:2027年1/1(金)~6/28(月)
https://backgammon.or.jp/?page_id=6022

■第33期王位戦
本戦:10/10(土)~10/12(月祝)
https://backgammon.or.jp/?page_id=71612

■第8期賽王戦
予選:11/1(日)~12/28(月) ※プレーオフ含む
本戦:2027年1/1(金)~4/28(水)
https://backgammon.or.jp/?page_id=70991
・主な変更
前期優勝者をベスト16保証に変更(第7期出場者募集時案内済)
JBS賞制度変更に伴い、招待者にJBS賞年間レーティング賞受賞者を追加
オールスターシリーズ追加招待者をJBS賞年間レーティング上位者に変更

【JBS賞】

■年間レーティング賞(新設)
■最高レーティング賞
■最高勝率賞
■最多勝利賞(変更)

集計:1/1(木祝)~12/31(木)
https://backgammon.or.jp/?p=7055

世界オンライン国別代表選手権2026 日本代表選手募集(2/28締切)
2026年2月7日

2026年4月からオンラインにて開催される「WBIF Champions Cup/World Cup 2026」の日本代表選手を募集します。
日本代表選考委員会が選考規程に基づき出場選手を決定します。

選考順1~3位は「Champions Cup」、4~6位は「World Cup」に出場します。
出場希望の方は、以下の申込ページからエントリー操作をお願いします。
申込完了者は、申込完了者ページに氏名が表示されているか必ずご確認ください。
募集締切:2026年2月28日(土)23:59

▼申込ページ
https://tourney.backgammon.or.jp/entry/v2uK9IEE

▼申込完了者ページ
https://tourney.backgammon.or.jp/v2uK9IEE

▼お問い合わせはこちら
https://backgammon.or.jp/?page_id=90

【選考について】
詳細は「バックギャモン日本代表選考規程」をご確認ください。

■選考対象者
以下の全ての条件を満たす者を選考対象とします。
・日本バックギャモン協会会員
・バックギャモン日本代表憲章を遵守する者

■選考基準日
2026年2月28日終了時点の成績を採用します。

▼バックギャモン日本代表選手選考規程
https://backgammon.or.jp/?page_id=67978

▼バックギャモン日本代表特集
https://backgammon.or.jp/?page_id=71246

【大会について】

■大会方式
3敗失格制スイス式トーナメント

■試合形式
13ポイントマッチ

■試合会場
Backgammon Studio Heroes (オンライン)

■出場料金
・Champions Cup:30ユーロ
・World Cup:20ユーロ
※上記に加え、WBIF年会費15ユーロがかかります

■その他
・対戦相手との日程調整は、時差を考慮して英語で行う必要があります。
・試合および解析結果はWBIFウェブサイトで報告されます。

▼WBIF公式情報
https://www.wbif.net/index.php?ausw_ausschreibung=1487&lan_id=en&nav_id=21
https://www.wbif.net/index.php?ausw_ausschreibung=1486&lan_id=en&nav_id=21

【活動報告】東京コミュニティスクールでのバックギャモン大会(2025年12月)
2026年2月6日

 2025年11月に実施した戦術指導の授業を経て、東京コミュニティスクール(TCS)における本年度のバックギャモンプログラムの締めくくりとして、12月にバックギャモン大会を開催しました。同スクールでは、算数の教材として長年バックギャモンを活用しています。今回の大会は、これまでの学習成果を確認するとともに、実戦を通じて勝負への向き合い方や集中力・思考力の向上を図ることを目的として実施されました。


 当日は、90分の大会を2学年ごとに3回行いました。1・2年生のクラスではまず、すべてのコマがインナーボードに入った局面からどちらが早くゴールさせられるかを競う「ベアオフ対決」を25分間のラウンドロビン形式で行い、その後に20分間の通常対局を実施しました。通常対局では半数以上のペアが時間内に決着せず、進行方向に迷う様子も見られたため、低学年に対してはルールのおさらいやインストカードによるサポートが不可欠であることを再認識しました。

ベアオフ対決の様子(1・2年生クラス)

 3年生以上は通常の対局を4試合行いました。3・4年生は15分の制限時間内にほとんどのペアが対局を終えることができており、ルールがしっかり定着していることが伺えました。一方、5・6年生は、一手ごとに熟考する高学年らしい傾向が見られ、15分では時間が不足する場面も多く、全体スケジュールが非常にタイトになりました。

一喜一憂しながらも真剣勝負(3・4年生クラス)
5・6年生クラスはさすがに落ち着いた様子

 今回はモチベーションアップのため、勝利ポイントに応じてシールがもらえる仕掛けを導入しました。具体的には、ベアオフ対決に勝利すればシール1枚、通常対局で時間内に勝利すれば5枚(負けてもベアオフが始まっていれば2枚)、時間内に決着がつかなかった場合は講師が状況を判断して4枚のシールを両者に分配(3枚と1枚など)するというルールです。

 折しも開催日はクリスマスイブだったので、シールの台紙をクリスマスカードのデザインにし、自由にデコレーションを楽しめるようにしました。子供たちは夢中でカードを飾り付け、裏面に貼ったり重ねて貼ったりと、驚くほど豊かな個性を発揮していました。ただ、シール選びに熱中するあまり、進行が若干遅れるといった微笑ましい課題もありました。試合に負けて悔し涙を流す場面もありましたが、それは本気で取り組んだからこそ得られる貴重な経験であり、次なる成長への糧となるはずです。

クリスマスカードをシールで個性的にデコレーション

 大会のクライマックスとして行われたのが、成績上位の3名が講師に挑む「達人戦」です。もし講師に勝利できれば「達人に勝ったで賞」という特別な賞状が贈られるエキシビションマッチで、他の児童は観戦を通じて学ばせるようにしました。講師の日野さんがウォーキングプライムからのクローズアウトを鮮やかに披露した際には、子どもたちは「強すぎる!」と驚きの声を上げ、バックギャモンが単なる運のゲームではなく、技術によって勝利を引き寄せられる競技であることを肌で感じる貴重な機会となりました。安易に手加減をせず、本物の強さを実感させたことは、「なぜ先生はあんなに強いのか」「どうすれば自分も勝てるのか」を自ら考えるきっかけになったのではないでしょうか。今回は残念ながら達人を打ち破る猛者は現れませんでしたが、9名の挑戦者には健闘を称えて特製のメダルが授与され、その重みを誇らしげに喜ぶ姿が印象的でした。さらに、各学年の最優秀者は来年のバックギャモンフェスティバルの「小学生選手権」に無料招待されることが発表されると、教室中が大きな歓声に包まれました。

成績上位3名には達人への挑戦権とメダルを授与

 技術面では、ヒットを恐れて6ポイントにコマを高く積み上げる傾向があり、プライムを作って有利に進めるという考え方がまだ十分に浸透していないことが課題として確認できました。次回以降、プライム作りについて楽しく学べるコンテンツの提供を検討しています。

 大会に際しては、対局マナーの指導にも重点を置きました。ダイスの正しい振り方や、出したい目を声に出す「コールダイス」の禁止、観戦者のアドバイス禁止などを改めて共有しました。また、対局前に「よろしくお願いします」、勝っても負けても「ありがとうございました」と挨拶することを徹底し、マナーは周囲への「思いやり」であることを伝えました。


 TCSでのプロジェクトも2年目を迎え、継続的な指導によって、子どもたちの実力は着実に向上しています。今後は、学校生活の中で日常的に対局を楽しむ習慣を広めるとともに、5月に開催されるバックギャモンフェスティバルへの招待などを通じて、ご家庭や地域コミュニティとの連携をより深めていく予定です。また、大変嬉しいことに、TCSでの本取り組みを次年度も年2回のペースで継続することが決定いたしました。日本バックギャモン協会は、これからも教育現場と緊密に連携し、バックギャモンを通じた頭と心の育成に尽力してまいります。

 当協会では、教育機関・企業・各種団体を対象に、出張授業や講演会、講習会を開催しております。ご興味のある方は当協会(support@backgammon.or.jp)までお気軽にお問い合わせください。