5/13(土) 埼玉例会[活動報告]
2023年6月10日

週の半ばは夏日、終末はぐずつく空模様。
全国各地で震度5の地震。
そんな5月もBGフェスティバルの翌週13日に和室の放浪を経て、懐かしの第1会議室で開催されました。
今回の参加は総勢10名。
全員JBS会員です。
従ってリーグ戦は5ゲーム行われました。

タイトルマッチは川上タマオーに川合さんが挑戦しました。
川上タマオーが4度目の防衛を果たし永世タマオーにリーチです。
決勝トーナメントも組まれましたが、今回は決まりませんでした。
それでも、次回の挑戦者は決定しています。

予選トーナメントも2枠できましたが、決まったのは1月の対戦の持ち越しで髙橋さん。
今月のトーナメントは持ち越しです。

ラウンドロビンはフェスティバルからのお疲れなのでしょうか19ゲームしか行われませんでした。
例会が各種トーナメントやらリーグ戦やらで、ラウンドロビンは時間潰しの役割なのかもしれません。
3時間では忙し過ぎかもしれません。
開催時刻変更を考えないといけないかもしれません。
試行錯誤は続きそうです。

ラウンドロビンの上位の結果は
1位 深澤 2-0 +14
2位 川合 2-2 +4
3位 西村 2-2 +2
4位 房松 2-3 ±0

今月は滝沢さんからのお茶缶と色んな物(要するにテーマは無し)をお持ち帰り頂きました。
普通に各種消え物は有るのですが、幹事の趣味で暫くはチュッパチャップスや全国の温泉入浴剤が続きます。

餃子の香港亭には6名が流れました。
最後はアイスクリームのピノとゴマ団子。
店長の競馬談義で締めとなりました。

来月はとりあえず6/10(土)18時から第1会議室で行ないます。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 岡谷、深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

4/8(土) 埼玉例会[活動報告]
2023年6月8日

一昔前なら満開の桜の中で入学式などが行われていたであろうと思われる、今年のイースターイヴ。
選挙投票を翌日に控えた、お釈迦様の誕生日4月8日「茶室でござい」のしつらえの和室でカラコロと埼玉例会は開催されました。
前回の和室とは趣が異り、設営も複雑。
重たいテーブルを諦めているところに、滝沢さんが助っ人で登場。
本当に参加してくれている方々によって運営されている埼玉例会です。
感謝、感謝です。

モナコトーナメントも今月が最後。
その為にいつもより早めの開始にしたら、初参加の親子が横須賀から参加です。
まだ春休みだから、みたいなことをお父様が仰ってました。
年に一度、クリスマスに参加して下さる御人も。
なんやかんやで、モナコトーナメント、タイトルマッチ、決勝トーナメント、ブリッツそしてラウンドロビン。
盛り沢山の埼玉例会は賑わいます。

タイトルマッチは川上タマオーに先月も挑戦した髙橋さんが「川上さんには勝てない〜」と絶叫しながら、川上タマオーの3回目の防衛です。
3人目の永世タマオーは川上さんかなぁ。
でも、挑戦者はまだまだ。

決勝トーナメントでは川合さんと板持さんが決まりました。
奪取するか防衛するか。

モナコトーナメントは今月は川内さんが獲得して、埼玉からは、犬塚・髙橋・川内の3名がモナコに挑みます。
どうなるのかフェスティバルの後の楽しみがまた増えました。

ブリッツ予選は4枠もでき、持ち越しも含め、西村(3)・深澤・乙部が決勝トーナメント参加券をゲットしました。

ラウンドロビンの上位の結果は
1位 鷹觜 8-1 +25
2位 滝沢 9-2 +18
3位 中川(父) 7-9 +9
4位 寺尾 5-8 +4
5位 乙部 2-3 ±0

和室の原状回復には全員参加で、複雑な片付けもスムーズに。
本当に参加して下さる皆さんに感謝です。

打ち上げの香港亭には7名。

今回まで、変則的に15時開始で埼玉例会は行われましたが、来月からは、18時から第1会議室で行います。
次回は真剣なフェスティバルの後にマッタリと遊びましょう。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 岡谷、深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

バックギャモン道場が本日リリース! 待望の段級位制がスタート!
2023年5月1日

バックギャモン道場とは

 バックギャモン道場 は、知的マインドスポーツとしてのバックギャモンを楽しく学び、スキルを磨くことができるオンライン学習プラットフォームです。初心者から上級者まで、どんなレベルのプレイヤーでも自分のペースで学び、成長できる環境を提供します。バックギャモン道場では、日本バックギャモン協会 公式のカリキュラムや認定試験を通じて、バックギャモンのスキルを効率的に向上させることができます。

 バックギャモン道場
 https://bg-dojo.com/

バックギャモン道場の学習画面

 バックギャモン道場にはこれまでにない3つの特徴があります。

【1】日本バックギャモン協会の公式カリキュラム

 日本バックギャモン協会が独自に制作した質の高い学習コンテンツによって、効果的にスキルを向上させることができます。教材は定期的にアップデートされるため、常に最新の情報や戦術を学べます。
 ダイモン君とダブダブ、ゾロメちゃんが楽しい会話で学習をサポートしてくれるので、バックギャモンが初めての人でも安心して学ぶことができるのもポイントです。

【2】段級位制でスキルを可視化

 日本バックギャモン協会が定める段級位制により、自分のスキルや成長を客観的に把握することができるため、モチベーションを維持しやすくなります。また、上達の道筋が明確になることで、目標設定が容易になります。
 認定試験に合格し、PDF の認定証を取得することで達成感が得られます。SNS などでシェアすることで自分のスキルをアピールしたり、同じ興味を持った人と繋がったりすることもできます。

【3】オンラインで好きな時間に自分のペースで学習

 バックギャモン道場のオンライン教材は PC やスマホでも見やすいようになっているため、自宅や外出先で好きな時間に学ぶことができます。各コースにはテキストや確認テストがレベル別に用意されており、どんなレベルのプレイヤーでも自分のペースで学び、自分に合った方法でスキルを向上させることができます。

段級位制とは

 段級位制は、囲碁・将棋などの日本古来の知的競技や、武道・芸道でも採用されている優れた教育管理システムです。段級位制のメリットは、スキルが可視化されることにより愛好家に限らない世間一般の方にも実力が把握しやすくなること、課題を段階的に与えることで着実な成長を支援する土台を形成できることです。以上を踏まえ、日本のバックギャモンの初心者層・初級者層・中級者層を育み、楽しみながら強くなってもらうための道筋を整備するツールとして、日本バックギャモン協会がバックギャモンの段級位制を立ち上げるに至りました。

 バックギャモン道場では、日本バックギャモン協会が定義した段級位に沿って、下の図に示したコース設計をしています。

段級位制の全体像

バックギャモンが全然わからない人でも、8級からスタートすることで、基本ルールやマナーなどの最低限必要な知識を効率的に身につけることができます。初級者向けには基本的な戦術を学ぶためのコース(7級〜5級)、中級者向けにはポイントマッチやダブリングキューブの使用方法に焦点を当てたコース(4級〜2級)が提供されます。上級者には専門的なコース(1級以上)が用意され、さらなるスキルアップを目指すことができます。なお、5月のリリース時点では8級コースのみが公開されており、それ以上のコースは順次公開されていく予定です。

 バックギャモン道場の目玉は、認定試験です。各コースに用意された認定試験に合格すれば、名前入りの認定証を手に入れることができるとともに、日本バックギャモン協会公式の段級位認定が得られます。ぜひ、SNS でアピールしたり、友達に自慢したりしてみましょう。

認定証のサンプル

最後に

 あなたの挑戦をバックギャモン道場が全力でサポートします。今すぐ登録して、バックギャモンの世界へ第一歩を踏み出してみましょう!

 バックギャモン道場
 https://bg-dojo.com/

 現時点で公開されているのは基本ルールやマナーを学べる8級コースのみですが、読み応えのあるコラムも用意されているため、バックギャモンが初めての人はもちろんのこと、バックギャモンに熟達している方でも楽しめる内容になっています。バックギャモンに興味があるけど何から始めたらいいかわからないという人にどんどん紹介していただければありがたいです。

 SNS および、5月3日から開催されるバックギャモンフェスティバル会場でのキャンペーンも準備していますので、ぜひご期待ください。

 JBS 公式 Twitter
 https://twitter.com/JBS_Backgammon

小学生教室 第3回「サイコロを科学しよう」開催レポート(2023年4月)
2023年4月27日

 子どもたちの好奇心を育てるバックギャモン小学生教室、第3回の授業のテーマは「サイコロを科学しよう」でした。パート1は「サイコロはいつどこで生まれた?」「サイコロが使われた有名なセリフ『サイは○○○○○』とは何?」といったクイズからスタート。「ツタンカーメンの墓から象牙のサイコロが見つかった」「昔の天皇もサイコロで遊んでいた」などのウンチクを付け加えながら進めていきます。

  • パート1: サイコロクイズ
  • パート2: サイコロの秘密
  • パート3: サイコロの秘密をゲームで体感してみよう

 パート2では「サイコロの秘密」を紹介し、それが本当かどうか、たくさんのサイコロを使って調べていきました。「表と裏の数字を足すと6」というのはよく知られていますが、サイコロに「オスとメスがある」のはご存知でしたか?

「サイコロにはオスとメスがある」(授業スライドより)

「1・2・3を正面に向かせて反時計回りになるのがメスで、時計回りになるのがオス」でほとんどが「メス」らしいのですが、実際に調べてみると(百円ショップのサイコロが多かったのが原因なのか)、用意した50個のサイコロのうち「約6割がオス」でした。意外な結果に私もビックリでした。やってみないと分からないものですねぇ。

たくさん用意したサイコロをひとつずつ調べていく

 それぞれの面が出る確率が均等になっているか、プレシジョンダイスとおもちゃのサイコロを比較してみる実験では、最後に大学レベルの統計学の手法を使ってイカサマかどうかを検証しました。ほかにも、自作のプログラミングを披露したりしながら、サイコロにまつわるさまざまな面白エピソードを紹介できたと思います。サイコロは確率・期待値思考を身につけるための重要なツールになるので、今後の学びのきっかけにしてもらえれば嬉しいです。

実験の結果をホワイトボードに書いていく

 小学生教室では、単にゲームを遊ぶだけでなく、「運とは何か考えてみよう」「自分で考えた新しいルールで遊んでみよう」「海外の小学生と対戦してみよう」といったバックギャモンを利用したさまざまなカリキュラムをインタラクティブな体験学習で提示することで、子どもたちの好奇心を育てる創造教室を目指します。

【お申込み・お問い合わせ】
事前申し込みが必要です。下記フォームからお申し込みください。
http://classroom-entry-form.backgammon.or.jp

ご質問等ございましたら、担当の横瀬宛にお気軽にお問い合わせください。
support@backgammon.or.jp(担当:横瀬)

横瀬 明仁

一ツ葉高等学校 立川キャンパスで、二度目のバックギャモン初中級検定
2023年4月25日

 初春といえど少しヒンヤリする3月上旬。一ツ葉高等学校の立川キャンパスで「バックギャモン初中級検定」が実施されました。一ツ葉高校でのバックギャモン検定の実施はこれで二度目となります。

 通信制の一ツ葉高校は全日制高校と比較して時間的余裕があるということで、さまざまな活動がおこなわれています。橋本先生が顧問をしている立川キャンパスのボードゲーム部では、キャンパス内でのゲーム大会だけでなく、愛媛大学バックギャモンサークルとの親善試合や武蔵野大学ボードゲームサークルとの親善試合(バックギャモン・スペード)を開催するなど、チャレンジングな活動を盛んにしています。

 そしてそのボードゲーム部にバックギャモンができる生徒が複数在籍しているということで、2020年の秋以来、2年半ぶりにバックギャモン初中級検定を実施することになりました。

 今回の参加者は前回を上回る5名。前回よりも難しめの内容でしたが、それぞれのさらなる実力アップやモチベーションアップに繋げてもらえれば嬉しい限りです。前回同様にアンケートを採っていただきましたので、以下に掲載します。

── Q1.初中級検定を受けてみた感想はいかがでしたか?
生徒A「難しかったです。今回は合格点ギリギリだったので、また挑戦したいです。」
生徒B「初めて検定を受けて、自分がよくする打ち方が載っていたので自分の打ち方は間違っていなかったんだと安心しました。」

── Q2.バックギャモンのどこに面白さを感じますか?
生徒A「一人一人違う戦略ができるところです。自分とは違う戦い方を見つけるのが結構好きです。」
生徒B「攻めてばかりでは守れなかったり、守ってばかりでは攻められなかったりと、頭脳による攻防戦に魅力を感じます。」

── Q3.バックギャモン大会への参加や他の学校との対抗戦に興味がありますか?
生徒A「あります! 自分よりも強い人から戦略を学びたいです。」
生徒B「いろいろな年齢や職業の人とバックギャモンをしてみたいです。」

 橋本先生は「英語検定や数学検定などの学力検定ももちろん大切だが、バックギャモン検定や世界遺産検定も話術次第では面接でアピールポイントにできる」と言います。日本バックギャモン協会でも公教育ツールとしてのバックギャモンの普及を進めています。リスク対応力や GRIT などの21世紀を生き抜く力を身につけられる「知的マインドスポーツとしてのバックギャモン」をもっと盛り上げていきたいと考えております。

 日本バックギャモン協会は、今後も未来のプレイヤーを応援していきます。検定実施希望の高等学校や中等学校がありましたら、当協会までご相談ください。

お問い合わせ先
support@backgammon.or.jp

3/11(土) 埼玉例会[活動報告]
2023年4月4日

春特有の日中と朝晩の寒暖差。
自動車のガラスが曇って見えるほどの大量なスギ花粉。
2023年の3月はアメリカ大リーグの選手達が東京ドームで熱戦を繰り広げているWBCの真っ最中の11日に行なわれました。

先月からモナコトーナメントもやっているので、今月は15時開始です。
和室の準備は会議室と違い、やることがいっぱい。
押し入れからテーブルを出したり、座布団を並べたり。
15時に集まったのは全部で5人。
広い日本間に吹く風は爽やかで、いつもの例会とは趣を異にしています。
長丁場だからと集まったオヤツもいっぱい。
おしぼりも有ってポテチの油も安心です。

そんな中、タイトルマッチは川上タマオーが髙橋さんの挑戦を払い除け、2度目の防衛を果たしました。

決勝トーナメントも行なわれて髙橋さんが挑戦権を獲得。来月も川上タマオーに挑戦です。

ブリッツ予選は新しく3枠組まれました。
持ち越しと合わせて3枠が終了して、深澤さんと乙部(2)が決勝トーナメント参加券をゲットしました。

総勢13名の参加でも、モナコトーナメントやリーグ戦などの各種ポイントマッチが沢山でラウンドロビンのゲームで遊んだのは11名。
最多ゲームは13ゲーム。
上位の結果は

1位 板持 9-4 +16
2位 岡谷 4-0 +15
3位 西村 8-4 +3
4位 星屋 2-1 +3
5位 滝沢 7-6 +2
6位 乙部 3-2 +1
7位 房松 2-3 ±0

今回の景品はさくらやイチゴのお茶と各種風味のチーズ鱈。

原状復帰のお片付けも順調に6人が餃子酒家香港亭へ。

モナコトーナメントも次回が最後です。
来月も15時から始めます。
会場は第二和室です。
トーナメント表だけで無くオヤツも沢山持ち越しされています。
お腹を空かせての参加もOKです。

新型コロナウイルス感染に対する対策も当初よりだいぶ緩和されてきましたが、県からの要請で施設内でのマスクの着用は引き続きご協力をお願いします。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 岡谷、深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

小学生教室 第2回「リスクについて考えよう」開催レポート(2023年3月)
2023年3月27日

 2月から開催された「バックギャモン小学生教室」ですが、第2回となる今回は、バックギャモンをやる上で切っても切れない「リスク」をテーマとして取り上げました。

  • パート1: 「リスク」って何だろう?
  • パート2: リスクをゲームで体感してみよう
  • パート3: リスクとリターンの関係
  • パート4: 日常にひそむリスクとリターン
  • パート5: リスク対策を考えよう
  • パート6: オリジナルのリスク体感ゲームを考えてみよう
オリジナルのリスク体感ゲームからスタート

 冒頭で、ある条件を満たすとシールをすべて失ってしまう「ドボン」ルールがある「シール倍々ゲーム」と「サイコロ振って1から4はシールがもらえるぞゲーム」を体験してもらい、チャレンジするかしないかというドキドキを味わってもらいました。リスクの向こう側には「もっとたくさんのシールがもらえる」というリターンが待っています。リスクとリターンをセットで考えようというのが今回伝えたかった重要なポイントでした。このゲームが盛り上がったこともあって後半の内容がだいぶ駆け足になってしまいましたが、これも小学生教室の醍醐味ですね。

毎回配られる受講証はシールでいっぱい

 授業の中でも言及しましたが、バックギャモンは「どこかでリスクを冒さないといけないゲーム」です。リスクとリターンという不確定要素を天秤にかけながら決断を繰り返していくバックギャモンは、リスクに正しく立ち向かうための「リスク対応力」を鍛えることができる教育ツールだとも言えるでしょう。こういったバックギャモンの魅力や面白さを次回以降も伝えていきたいと思います。

バックギャモンは「どこかでリスクを冒すゲーム」(授業スライドより)

 小学生教室では、単にゲームを遊ぶだけでなく、「運とは何か考えてみよう」「自分で考えた新しいルールで遊んでみよう」「海外の小学生と対戦してみよう」といったバックギャモンを利用したさまざまなカリキュラムをインタラクティブな体験学習で提示することで、子どもたちの好奇心を育てる創造教室を目指します。

【お申込み・お問い合わせ】
事前申し込みが必要です。下記フォームからお申し込みください。
http://classroom-entry-form.backgammon.or.jp

ご質問等ございましたら、担当の横瀬宛にお気軽にお問い合わせください。
support@backgammon.or.jp(担当:横瀬)

横瀬 明仁

小学生教室 第1回「運について考えよう」開催レポート(2023年2月)
2023年3月4日

 いよいよスタートした「バックギャモン小学生教室」。記念すべき第1回は、バックギャモンを面白くする大きな要素である「運」をテーマとして取り上げ、次のように授業を進めました。

パート1: 「運」ってそもそも何だ?
パート2: 「運」についてもっと考えてみよう
パート3: 「運」を体験してみよう
パート4: 「大数の法則」から学ぶ
パート5: 思考トレーニングをしよう
パート6: オリジナルの「運ゲー」を考えてみよう

 今回の見せ場は「偶然は回数が少ないうちは確率通りにならないが、回数が増えれば増えるほど本来それが起こる確率に近づいていく」という「大数の法則」を実感してもらうことでした。そのために一人ひとりに何度もサイコロを振ってもらい、平均が「3.5」に近づいていくかどうか実験をしました。途中、私の自作プログラムに10,000回じゃんけんをさせて、結果が4,900勝から 5,100勝の間にほぼ収まるというのを見てもらう流れだったのですが、みんなプログラミングに興味津々で授業があらぬ方向へ脱線してしまいました(笑)。

先生自作のじゃんけんプログラムに興味津々

 最後はオリジナルの「運ゲー」を考案する時間に充てたのですが、意外と面白いゲームが生まれたのでここで披露させてください。名付けて「協力足し算ベアオフ」です。遊び方としては下の図のようにコマを初期配置し、サイコロを1つずつ持ったペア同士でベアオフ対決をします。

「協力足し算ベアオフ」の初期配置

2つのサイコロの目の合計が「5」だったら「5」ポイントのコマを1つベアオフできるのですが、合計が「6」を超えてしまうとベアオフできません(ゾロ目は無し)。コマを全部上げると勝ちなのですが、面白いのは二人の協力プレイ。1人目が「6」を出したら、2人目がサイコロをぶつけて目を変えることができるのです! これがめちゃくちゃ盛り上がりました。 子どもの発想ってすごいなあと感心しきりでした。次回以降も、生徒と一緒に楽しみながら教室を盛り上げていきたいと思います。

生徒たちと一緒に考えたオリジナルゲームで遊ぶ

 小学生教室では、単にゲームを遊ぶだけでなく、「運とは何か考えてみよう」「自分で考えた新しいルールで遊んでみよう」「海外の小学生と対戦してみよう」といったバックギャモンを利用したさまざまなカリキュラムをインタラクティブな体験学習で提示することで、子どもたちの好奇心を育てる創造教室を目指します。

【お申込み・お問い合わせ】
事前申し込みが必要です。下記フォームからお申し込みください。
http://classroom-entry-form.backgammon.or.jp

ご質問等ございましたら、担当の横瀬宛にお気軽にお問い合わせください。
support@backgammon.or.jp(担当:横瀬)

横瀬 明仁

2/11(土) 埼玉例会[活動報告]
2023年3月2日

関東南部に雪雲がかかり、都心も雪積が見られた2月。
雨にうたれて積雪の全てが無くなった埼玉。
13名が集まって建国記念の日に例会は開催されました。

タマオータイトルマッチに決勝トーナメント、そしてリーグ戦と多くするポイントマッチに「埼玉からモナコへゴー」とトーナメントも組んで、合間をぬって行なうラウンドロビン。
兎にも角にも時間が足りない、足りない。
それでも、ラウンドロビンの最多ゲーム10は素晴らしい。
それも2人も。

タマオータイトルマッチは岡谷さんが川上タマオーに挑戦して、防衛しました。
決勝トーナメントも新しく組まれましたが決まらず、それでも次回は髙橋さんが挑戦することに決まっています。
そろそろ新しくタマオーキューブをマチャプさんに注文しないといけないかもです。

ブリッツ予選も3枠たちました。
持ち越しと合わせて、鷹觜さんと板持さんがゲットしました。

ラウンドロビンの上位の結果は
1位 滝沢 7-3 +9
2位 板持 3-2 +7
3位 鷹觜 4-2 +4
4位 高梁 2-1 +4
5位 乙部 3-1 +3
6位 川合 4-3  +1
7位 房松 2-2 +1
8位 川上 1-1 ±0

今回も、板持さんから差し入れの鳩サブレと幹事が用意した、お菓子とレトルト。
最近の埼玉は消え物で頑張ってます。

打ち上げは元気な6人が餃子香港亭。帰りの電車を気にしながら美味しく。
ゴマ団子にアイスクリームのビノは山田店長から。
ギャモンの後は中華なのです。

とは言え、時間足らずにワチャワチャしながら運営していましたので、来月は15時から開催することにしました。
多くのトーナメントをこなして、こなし切れず、参加して下さっている皆さんの多数決をつのり、モナコトーナメントをやろうと思っている間だけでも15時開催にすることにしました。
しかし急な時間変更なので、会場も変更して3/11(土)は15時から第一和室での開催となりました。
(ちなみに4月は15時から第二和室です)
同じ敷地内とはいえ建物も階数も違うので、詳細は幹事に連絡して下さい。

今後の埼玉がどのように変化していくのかは不明です。
サンシティの取り壊しも計画されています。
が、しかし、幹事が認知になるまでは変化を伴いながらでも続けるつもりです。
そんな変化に関係無く、サイコロを振ることに楽しみを持って下さる人が集まる埼玉例会でありたいと思っています。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 乙部(朱)、深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

1/14(土) 埼玉例会[活動報告]
2023年2月10日

令和5年の埼玉例会は昨年同様、全国の受験生による2日間に渡る共通テストの初日の夕方から開催されました。
この試験の日が暖かく感じたことは記憶に無いほど昼間は暖かい土曜日でした。

今年初の例会なので、埼玉リーグは新しくなりました。
ブリッツも3枠できました。

今月もタマオーキューブが移動しました。
鷹觜さんが持って来て、川上さんが持って帰りました。
来月以降もタイトルマッチが行なわれる予定です。

タマオーに挑戦する為のブリッツ決勝トーナメントも行なわれ、髙橋さんが挑戦権を獲得しました。
来月も決勝トーナメントができるかもしれません。

予選のブリッツは1つも結果が出ませんでした。

11名で行なわれたラウンドロビンはゲーム数が少なく、全部で18ゲームでした。
上位の結果は
1位 鷹觜 2-0 +10
2位 深澤 3-2 +6
3位 滝沢 5-1 +5
4位 川合 2-2 +5
5位 川上 2-0 +4
6位 星屋 2-0 +3
7位 西村 2-1 +1

今月は矢野さんから差し入れの大分土産と、干支のウサギが何となく関係ありそうなキッチン関係の品物を景品にしました。

2022年は12回の例会が開催され、ラウンドロビンでは沢山のゲームがプレイされました。
1月はその総決算の発表と表彰です。

得点と勝率はともに
1位 川合
2位 深澤
3位 鷹觜
賞品はドレッシングとヨーグルトソース

対戦数
1位 西村
2位 滝沢
3位 房松・川上
賞品は輸入ジャム

勝数
1位 西村・川上
2位 滝沢
賞品は明治屋こだわりジャム。
賞品をそれぞれ上位から選んでいきました。

前回、怒涛のゲーム数で規定ゲーム数に到達した川合さんの2種優勝です。
皆勤賞は西村・髙橋・川上・房松・乙部の5人。

打ち上げは4名で餃子酒家香港亭。

毎月、ラウンドロビンのデータを色々な角度から分析してくれているのは房松さんです。
今回は面白い集計を持って来てくれました。
特別に表彰をする予定は無いのですが、折角なので発表します。
過去5年分をまとめて順位を出しています。
この5年は会場が貸出中止の時もあって、規定ゲーム数171ゲームをクリアしたのは12名です。

勝点トップは+238で西村さん、2位とはダブルスコアです。
2位髙橋、3位深澤。
勝率の上位3名は勝点に比べれば僅差で、順位は勝点と一緒。
対戦数トップは408ゲームで川上さん。2位滝沢、3位西村。
勝数トップは218勝で西村さん。2位川上、3位滝沢。

勝点・勝率・対戦数・勝数のうち3つでトップの西村さん、流石過去5年のうち3回の優勝者です。

今年も多くの方々に助けられて運営していきます。
宜しくお願いします。
次回は2/11(土)18時からです。
お待ちしています。

2月から4月はモナコトーナメントも別枠で開催します。
奮ってご参加下さい。
埼玉からモナコへゴー!

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 深澤、高橋
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤