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第27期名人戦 片上大輔選手が優勝
2021年12月30日

2021年12月29日、赤坂バックギャモン道場近くの対局室におきまして第27期名人戦の決勝戦が行われ、片上大輔選手が池谷直紀選手を25対21(25ポイントマッチ)で降し優勝しました。片上大輔選手はこれで王位と合わせて二冠を獲得しました。なお、同日赤坂バックギャモン道場にて大盤解説会も開催されました。

向かって左:片上大輔 右:池谷直紀

トーナメント表: https://tourney.backgammon.or.jp/x3MLXd

〇準決勝、決勝の組み合わせと結果
準決勝(11月28日、赤坂バックギャモン道場にて)
片上大輔 (東京代表) vs 板垣佑介(東京代表)
片上大輔が25対7 (25ポイントマッチ)で勝ち。
配信リンク:https://youtu.be/M9w_zTjtE3s

準決勝 (12月12日、赤坂バックギャモン道場にて)
池谷直紀(インターネット予選代表)vs 景山充人(大阪代表)
池谷直紀が25対24 (25ポイントマッチ)で勝ち。
配信リンク:https://youtu.be/RGmq6wPS0cc

決勝(12月29日、赤坂バックギャモン道場近くの対局室にて)
片上大輔 (東京代表) vs 池谷直紀(インターネット予選代表) 
片上大輔が25対21(25ポイントマッチ)で勝ち。
配信リンク (試合):https://youtu.be/hQoW468HdlY
配信リンク (大盤解説):https://youtu.be/a_gr2Ti0O9A

〇決勝棋譜(片上大輔 vs 池谷直紀)
棋譜(.mat形式) 
棋譜(.XG形式)
〇準決勝棋譜(片上大輔 vs 板垣佑介)
棋譜(.mat形式)
棋譜(.XG形式)
〇準決勝棋譜(池谷直紀 vs 景山充人)
棋譜(.mat形式)
棋譜(.XG形式)

名人戦についてはこちら
レーティング計算の不具合
2021年12月18日

会員のみなさま

現在、レーティングの計算結果に誤りがあり、原因の調査と対応を実施しております。(2021年12月17日)

ご不便ご心配をおかけします。
状況を確認し進展などありましたら、こちらに追記いたします。

(2021年12月18日追記)
レーティングの計算結果の誤りを解消し、正確に値が表示されるように改修いたしました。
原因としてはサーバーシステム増強によるプログラムのバージョンアップに対応できておりませんでした。

==
一般財団法人 日本バックギャモン協会 事務局
川口 博文

第27期名人戦決勝、大盤解説会のお知らせ
2021年12月17日
片上大輔王位(左) と池谷直紀(右) 昨年の名人戦準決勝より

12月29日(水)に名人戦の決勝戦(片上大輔王位 vs 池谷直紀)が行われます。1年がかりで行われた同タイトルの最終試合は、どちらが勝っても名人戦初優勝となる組み合わせ。この試合の解説会を「赤坂バックギャモン道場」にて行います。最高峰の戦いを望月正行プロ、横田一稀プロの解説にてお楽しみいただけるイベントです。
また、解説会参加者は、特典として決勝戦の観戦が可能です。(時間限定 1人数分程度 *)

<名人戦決勝解説会>

日付:12月29日(水)12時半開場 13時~試合終了まで解説(約5時間を予定、途中入退室可能)

場所:赤坂バックギャモン道場 (https://bgakasaka.wordpress.com/)
東京都港区赤坂3-10-5 クイーンビル4F(最寄り駅:丸の内線、銀座線「赤坂見附駅」

料金:3500円 (飲み物、食べ物持ち込み自由)

解説会特典:
・対局室に入っての観戦(時間限定 1人数分程度)
・解説会中に解説者に質問が可能
・試合終了後の表彰式へ参加
・試合開始前、後に選手によるあいさつあり
・打ち上げに参加可能(料金別途)
解説会の参加者は限定10名です。お申し込みはお早めに。

申し込み:下記メールアドレスまでお名前とメールアドレスをご連絡ください。
お支払いは当日、現金にてお願いします。
support@backgammon.or.jp

なお、感染症対策として、以下の対策を実行いたします。

-マスク着用は必須とします。
-来場時には手洗いをしていただきます。
-消毒液を用意し、手指消毒をいつでも行えるようにします。
-37.5度を超えている方、体調の悪い方は参加をお断りします。

対象試合:第27期名人戦決勝
対戦カード:片上大輔王位 対 池谷直紀
方式: 25ポイントマッチ1本勝負
時計: 持ち時間1時間3分、1手につき12秒の保証時間あり
解説者:望月正行プロ、横田一稀プロ
聞き手:斎藤和宏

名人戦についてはこちら
名人戦決勝トーナメント表はこちら
なお、YouTubeでのライブ配信リンクは下記の通りです。
https://youtu.be/hQoW468HdlY (本放送)
https://youtu.be/sDvrJ3uLPw0 (大盤解説配信)

両対局者のプロフィール
片上大輔王位
王位3期、賽王1期を獲得。名人戦の決勝進出はこれがはじめて。
JBSレーティング現在第1位(12/20現在)
BMAB Grand Master (G3)

池谷直紀
タイトル戦の決勝進出はこれが3回目。名人戦の決勝進出はこれが2回目。
JBSレーティング第4位(12/20現在)
2019~20年 最高勝率賞を獲得(69.7%)。
WBIFオンラインチーム選手権2021の日本代表メンバー。
Youtubeの”いぺチャンネル”でバックギャモン配信をしている有名配信者。

両者の過去の対戦成績は片上大輔から見て0勝3敗。
25ポイントマッチに限ると0勝2敗。

準決勝戦は下記のURLで視聴できます。
片上大輔王位 vs 板垣佑介
https://www.youtube.com/watch?v=M9w_zTjtE3s
景山充人 vs 池谷直紀
https://www.youtube.com/watch?v=PvWauo-mZo0
トッププレイヤーの勝負を望月正行、横田一稀、池谷直紀の3人の解説でお楽しみください。

11/13(土) 埼玉例会[活動報告]
2021年12月7日

越谷サンシティはクリスマス♪
ライトアップされて年末が近付いています。
とはいえ、まだ11月中旬、気温は暖か。
会議室の貸し出し時間の短縮も無く、コロナ対策の書類は有るものの世の中が通常に戻って来ているように感じます。

18時には会議室のテーブルセッティングが着々と進められ11名がカラコロ。
会場には川上さんの製作による木製ダイスカップの音色が響き渡ります。
ボード付属のカップより色々な厳選された木材で作られたカップに人気が有ります。

11月の例会は今年最後の埼玉リーグ。
5ゲームが行われました。
その結果、上位3名が決定しました。
1位 滝沢さん、2位 髙橋さん、3位岡谷さんです。
4位は13ポイント、鷹觜さんと川上さん。
来月プレイオフの5ポイントマッチをしてから埼玉リーグ決勝トーナメントを行います。

タマオーキューブ(持ち回り優勝カップ)をかけたタイトルマッチが深澤タマオーvs.鷹觜で行われ、鷹觜さんがタマオーキューブを奪取しました。
久しぶりのオーバー60のタマオー誕生です。

ブリッツは予選も決勝もどれ一つ結果が無く、全てが持ち越し。
幹事の学生時代を彷彿とさせる次から次に溜まる課題のレポートと参考書のようです。

ラウンドロビンの上位の結果は
1位 髙橋 2-2 +6
2位 深澤 4-0 +5
3位 西村 4-2 +4
4位 板持 2-3 +4
5位 川上 4-2 +2
6位 房松 3-3 +1
7位 鷹觜 1-2 +1
+20でも優勝できない時が有るのに一桁前半が上位になる、ラウンドロビンの奥深さ、恐るべし。

打ち上げが行われ「餃子酒家香港亭」8名で楽しく飲食。
先月よりメニューが増えていました。
そして、わがまま埼玉例会は8人全員がメニューに無いソフトクリームを本店から持って来て貰って、「埼玉例会の締めはこのソフトだよねぇ」と久しぶりの香港亭のソフトクリームに舌鼓。

12月は年末特別バージョンの埼玉例会、長丁場。
13時から埼玉リーグ決勝トーナメント最後の1枠をかけたプレイオフ。
そして、決勝トーナメント。
リーグ戦に無関係の人はラウンドロビンで大量にゲームして頂いて来年の表彰を目指して下さい。
埼玉リーグ決勝トーナメント終了後、暫くしてから(だいたい18時ぐらい)は、クリスマストーナメントです。
参加者全員の順位を1ポイントゲームで決めます(この順位決めは千葉の若手の頭脳です)。
持ち寄ったプレゼントを上位から選んでいきます。

今年もコロナに翻弄されながら年末の告知まで到達できました。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

11/30 バックギャモンナイト in 代官山
2021年11月30日

毎週火曜日の夜は代官山のカフェ・ミケランジェロでバックギャモンナイトを再開しています。
あいにく雨で足元が悪い中でしたが、ミケランジェロでは心地よいダイスの音が響いておりました。

最近バックギャモンにハマった初心者の方がレクチャーを受けていたり、常連の方はポイントマッチを楽しんでおりました。
私は久しぶりにリアルなダイスを振る感触を楽しみました。

コロナでオンラインでしかプレイできなかった方はミケランジェロまで!
バックギャモン・ナイト@代官山カフェミケランジェロは毎週火曜日19:30より22:00まで開催しております。皆様のお越しを心よりお待ち致しております。
(担当 犬塚、代筆 川口)

10/16(土) 埼玉例会[活動報告]
2021年11月13日

全国的に緊急事態宣言や蔓延防止措置宣言が解除になって初めての例会。
それでも会議室の利用は短縮されて21時迄です。

5試合の埼玉リーグの他に、沢山の持ち越されていたトーナメント戦が行われて、ブリッツ決勝トーナメントは鷹ハシさんが優勝。
次回、深澤タマオーに挑戦します。
ブリッツ予選トーナメントを制したのは、川合さんと鷹ハシさん。

今月組まれたトーナメント戦は全て持ち越し。
埼玉は5ポイントのリーグ戦のせいで持ち越しが当たり前になっています。

受付には非接触型の体温計とアルコール噴霧器を合体させた物を設置しました。
富士フィルム製の Hydro Ag+をボードとチェッカーに使用することで、先月まで行っていたゲームごとのチェッカーのアルコール消毒は無くなりました。
ダイスカップも同じもので消毒していますが、自分用のカップを持ち歩いてゲームです。

11名で行われたラウンドロビンの上位の結果は
1位 髙橋 7-3 +11
2位 鷹ハシ 3-2 +8
3位 川上 4-4 +6
4位 板持 3-2 +6
5位 深澤 2-3 +2
6位 川合 1-0 +2
7位 滝沢 3-4 ±0 で過半数がプラスになりました。

いつもお世話になっている中華の香港亭は夜の営業が無いのですが、少し離れた所に「餃子酒家香港亭」をオープンしたのでささやかに打ち上げをしました。
久々の会食は楽しく、ギャモンもリアルサイコロが嬉しいギャモナーの集いになりました。

今のところ11月以降も会議室の利用は21時までの予定です。
次回の埼玉例会は11/13(土) 18時~ 第1会議室。

埼玉例会公式HPはこちら

撮影 : 深澤
文責 : 乙部(朱)
編集 : 小澤

バックギャモン・ナイト@代官山カフェミケランジェロ再開のお知らせ
2021年11月3日

紅葉の美しい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
いつもバックギャモン・ナイト@代官山カフェミケランジェロをご利用頂きありがとうございます。

新型コロナウィルス感染症拡大等の情勢を踏まえ、臨時休業とさせていただいておりましたが、11/9火曜日より再開させていただきます。

皆様のお越しを心よりお待ち致しております。
(担当 犬塚)

第28期 王位戦 結果報告
2021年11月1日

2021年10月29日~31日オンラインで王位戦が開催されました。三日に渡る熱戦に、様々なドラマが展開されました。そこにはオンラインでありながらも、熱い思いがしっかりと伝わる戦いがありました。結果を発表します。

優勝:片上大輔(賞品:表彰状、JBS SHOP提供 好きな文字を刻印できる、メタリックキューブ、11月発売のMボード)
準優勝:宇恵慎哉(賞品:表彰状、GDワイン提供オレンジワイン2本セット)
ベスト4:斎藤和弘、Dewalt Alvin(賞品:表彰状、オレンジワイン)
ラストチャンス:泉良祐(賞品:表彰状、ゴールデンポイント出版提供「バックギャモン検定1」、オレンジワイン)

今回の対戦は、予選の決勝と、グランドファイナルのすべてが日本バックギャモン協会の動画で配信されました。
主に横田一稀プロの解説があり、聞き手・解説者として上田英明、水谷晋、下平憲治、望月正行といった豪華なゲストを迎えて、
時に楽しく、時に関心させられる内容が語られました。常に20人~50人の視聴があり、コメント欄には驚きの声や質問などが飛び交っていました。

オンラインの特性から、遠隔地からの参加もあり、今後の大きな展開を予感させる大会になったと思います。

参加された皆様、協賛いただいた企業の皆様、観戦いただいた皆様、ありがとうございました。

王位戦実行委員長
来住野 香子

盤聖、名人戦リニューアルのお知らせ
2021年10月27日

下記の通り、盤聖戦、名人戦のリニューアルを行います。これまで積み重ねてきた伝統を引き継ぎつつ、さらなる飛躍を目指します。

新しい開催要項はこちらからご覧いただけます。http://backgammon.or.jp/?page_id=6022

〇ビジョン
3年以内に64枠の代表選手が集まる大会に成長させます。
(現状32枠)

タイトル戦の格をあげ、将棋や囲碁のような対局環境や観戦環境を
実現させます。(特にグランドファイナルのベスト4以降)

〇主な変更点
-グランドファイナルの総枠を32枠上限としません。
予選を可能な限り立て、集まった人数でグランドファイナルを行います。

-ベスト4以降の試合はすべて撮影し、配信、解説を行います。
感染状況的に可能ならば決勝戦は解説会を行い、プロの手による映像配信を行います。

-ベスト4以降の試合はP40社に依頼した専用ボードを制作し、そのボード上で行います。
優勝者にはタイトルと名前入りのキューブを進呈します。

-これまで使用してきた優勝カップを作り直し、新たな伝統を刻んでいきます。

-ベスト4は次回の1/32、準優勝者は次回の1/16、優勝者は次回の1/8から開始とし、ベスト4進出者は次回のシートを確実に得ることにします。
(ベスト4進出者が当該予選も勝ち抜いた場合は枠が追加され、さらに上位からとなります)

-予選は下記の4種類とします。
1, 地区予選(ボーナス枠あり)
2, ネット予選(ボーナス枠あり)
3, オープン予選ライブ(ボーナス枠なし)
4, オープン予選ネット(ボーナス枠なし)

各プレイヤーは1と2に1回ずつ参加できる。
(これまで重複参加は不可能でしたが、今後は「可能」とします)
3と4は誰でも制限なく何度でも参加できる。
4のみ準会員でも参加可能。ほかは正会員の資格が必要。

*3は1にも2にも参加していないプレイヤーが4人以上揃う見込みがない限り
許可されない。

-賞金は新たなスポンサーがつくまでは無しとします。

〇今後の予定

-準決勝以降の配信映像の質を向上させます。(従来の配信に加え、PV制作なども目指す)

-きれいなWebを制作し、システムを簡潔に伝えられるようにし、新規流入を促します。
リーグの結果も一新し、全ての地方リーグが1つの場所で分かりやすく、美しく見られるようにします。
また、リーグの更新とレーティングの更新をオートメーション化し、参加者が自らリーグを更新でき、同時にその結果がレーティングに反映されるようにします。

-旅館など、将棋や囲碁のタイトル戦のような場所での開催を目指します。
可能なら札幌、東京、名古屋、大阪とリーグ開催都市を回っていきたいです。

予選開催の申請、ご質問などはsupport@backgammon.or.jpまでお願いします。

第十回シモキタ名人戦にバックギャモン世界選手権に2回優勝した二人が登場
2021年10月16日

バックギャモン世界選手権(モンテカルロ)にて2回の優勝を飾る日本人、望月正行と矢澤亜希子がシモキタ名人戦に登場、指導対局を実施します。
バックギャモンは3億人の愛好者がいると言われるボードゲームですが、日本人の活躍がめざましく、今年度は当財団の代表理事を務める望月正行プロが世界選手権で優勝しました。

■シモキタ名人戦について
十回目を数える変わりゆく街下北沢駅前に、将棋をはじめ、囲碁、バックギャモン、連珠、麻雀の名人が集まり、将棋、囲碁のシモキタ名人戦や各競技の指導対局、体験、エキシビジョンを行う。トークライブも毎年盛況で、本年も多くのゲストが出演。
https://shimokitazawa-east.com/archives/7559

■望月正行プロについて
1979年生まれ。バックギャモンのプロプレーヤー 世界中のプレーヤーの投票によって決定されるGiants of Backgammonで2009年に1位に選ばれ、現在も1位を保持する世界的プレーヤー。コンピューター解析によるランキング(BMAB)でも、世界ランキング1位。プロのプレーヤーとしての活動、国内外でのレクチャー講演の他に、バックギャモンブック」を刊行(景山充人、桑門昌太郎との共著)するなど日本におけるバックギャモンの普及活動、大会の運営などにも尽力2021年3月に日本バックギャモン協会が一般財団法人化され、代表理事に就任。

■矢澤亜希子プロについて
1980年生まれ。プロバックギャモンプレイヤー。国内タイトル戦優勝、海外大会でも活躍していた。2012年子宮体がんがわかり、手術、化学療法などの治療を受ける。2014年第39回世界選手権(モンテカルロ)で日本人女性として初めての優勝。2014-15年Giants of Backgammon(バックギャモンで最も権威あるランキング)世界ランキング3位。2018年第43回世界選手権(モンテカルロ)で2度目の優勝を果たす。日本国内でも盤聖など多数タイトル獲得。世界中の大会で活躍するとともに、バックギャモンの普及活動に尽力。またがんサポートの社会貢献活動も行っている。新聞、テレビ等メディア出演多数。